「窮」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 6 件
「窮」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
窮寇は追うこと勿れ(きゅうこうはおうことなかれ)
逃げ道をなくすほど追いつめられた敵は、助かろうとして死にものぐるいで手向かってくる。そこへさらに攻めかかれば、勝っているはずの側も大きな痛手を負いかねない。勝ちが見えていても、深追いして相手を最後の最後まで追いこむのはよせ、ということ。 「窮寇」は、行き場を失った敵のこと。中国の兵法書『孫子』軍争篇にある「窮寇勿迫」(追いつめられた敵に迫ってはならない)という一句から出た言葉。反対に、追いつめられた側から言い表したものに [[窮鼠、猫を嚙む*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2889.php]] がある。
窮すれば通ず(きゅうすればつうず)
後がないところまで来ると、それまで目に入らなかった手が浮かぶ。余裕のあるうちは思いつかないものが、行き場を失ってはじめて姿を見せる。
窮鼠、猫を嚙む(きゅうそ、ねこをかむ)
逃げ道をふさがれた側は、恐れよりも先に歯向かう。追い込んだはずの者が、そこで思わぬ一撃を食う。 「嚙」は「噛」とも書く。
窮鳥懐に入れば猟師も殺さず(きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず)
追いつめた側であっても、自分の胸元へ飛び込んできた相手には手を下せない。 そこまで来た者を突き放すのは、人として通らない。 「飛ぶ鳥懐に入る時は狩人も助く」「窮鳥懐に入る」ともいう。
窮余の一策(きゅうよのいっさく)
打つ手を出し尽くしたところで、ほかに選びようがなくて持ち出す案。良し悪しを量って選んだのではなく、それ以外に残っていないから取る手立てをいう。
小人窮すれば斯に濫す(しょうじんきゅうすればここにらんす)
度量の小さい者は、追い込まれると、たがが外れて見境のない振る舞いに走る。苦しいときにこそ、その人の器量が知れるという戒め。同じ窮地でも取り乱さない徳の人と対にして説かれた言葉。
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