「群」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 6 件
「群」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
群軽軸を折る(ぐんけいじくをおる)
軽い荷ばかりを重ねていくうちに、車の心棒が耐えかねて折れる。ひとりでは何ほどのこともない力も、束ねれば重い務めを動かすところまで届く。 「積羽舟を沈め、群軽軸を折る」と対にして並べられる。「叢軽軸を折る」は『漢書』に出る言い方。
群鶏の一鶴(ぐんけいのいっかく)
並の者ばかりのなかに、ひとりだけ格の違う人がいること。野に育った鶴が鶏の囲いに立ち混じったかのようだ、と晋の嵇紹を評した一句による。
群臣を棄つ(ぐんしんをすつ)
君主や王の死を、それとなく言い表す言い方。仕えてくれた多くの家来たちを後に残したまま、あの世へ旅立つと見立てた表現。「群臣」は大勢の家来、「棄つ」は捨てるの古い言い方。 『史記』の楽毅列伝を見ると、中国の燕(えん)の恵王は、使いを送って将軍の楽毅(がっき)に伝えた言葉の中で、父である先代の王の死を「先王棄群臣(先代の王が家来たちを捨てて去った)」と述べた。 天子の死をいう[[晏駕*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/8753.php]]も、亡くなったことをじかに言わない言葉の一つ。
群盲象を評す(ぐんもうぞうをひょうす)
目の見えない人が大勢で一頭の象にさわり、めいめい自分の手が当たった所だけをもとに象の形を言い立てたという話から、ふつうの人が、すぐれた人物や規模の大きな事業をあれこれ論じても、ほんの一面にさわるだけで、全体像にまで考えの届くことがないのをいうたとえ。 「群盲」は、大勢の目の見えない人。「評す」は、よしあしを論じて批評すること。 仏教の経典『六度集経』にある話で、象の足にさわった者は漆を塗った筒に似ていると言い、尾にさわった者はほうきに似ていると言って、誰もが自分こそ正しいと言い張って争った。釈迦は、自分の説ばかりを正しいと信じて争う人たちを、この盲人たちにたとえた。 ごく一部から全体をおしはかる誤りを言う点で、[[一斑を見て全豹を卜す*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2526.php]]・[[木を見て森を見ず*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2932.php]]と通じる。
群羊を駆って猛虎を攻む(ぐんようをかってもうこをせむ)
頭数ばかりをそろえて、力量の隔たった相手へ攻めかかること。多くは、そうした企ての無駄をいう。羊の群れをけしかけて猛虎に当たらせる図から。
群を抜く(ぐんをぬく)
大勢のなかでも特に優れていること。
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