「身」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 51 件
「身」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
身首処を異にす(しんしゅところをことにす)
首と体が離れること。首を切られること。 「処」は「所」とも書く。
身上を潰す(しんしょうをつぶす)
持っている財産の全てを使い果たすこと。
身体髪膚、これを父母に受く(しんたいはっぷ、これをふぼにうく)
髪の一本、肌の一枚に至るまで、この体は親から渡されたものである。 傷つけずに保つところから、親に報いる道は始まる。 原文は「敢えて毀傷せざるは孝の始めなり」と続く。
身から出た錆(みからでたさび)
自分が犯した悪行の結果として、自分自身が苦しむこと。
身から出た錆は研ぐに砥石がない(みからでたさびはとぐにといしがない)
自分の過ちや行いが原因で生じた災難は、他人を責めることができず、受け入れるしかないということ。
身が軽い(みがかるい)
からだの動きが軽快な様子。 また、責任や負担などがなく身軽な様子。
身が入る(みがはいる)
気持ちがそこへ向いて、打ち込めるようになること。打ち消して「身が入らない」の形でも使う。
身が持たない(みがもたない)
無理が重なって、からだも財布も保たなくなること。
身知らずの口叩き(みしらずのくちたたき)
自分の丈がどれほどかも量れないまま、言い分だけが人より前へ出る。 「口叩き」は、舌の回ることをいう。
身過ぎは草の種(みすぎはくさのたね)
食べていく手立ては、選り好みさえしなければそこらじゅうにある。 一つの道が閉じても、次の道は足元から見つかる。
身過ぎは八百八品(みすぎははっぴゃくやしな)
「八百八」はありあまるほどの意。世の中で身を養う道は数え切れないほどあり、どれを選んで生きてもよいということ。
身銭を切る(みぜにをきる)
必ずしも自分が支払う必要のない費用をあえて自分の金銭で支払うこと。
身で身を食う(みでみをくう)
自分で自分をだめにすることのたとえ。 自分で自分のからだを食べるとの意から。 「身で身を詰める」ともいう。
身に余る(みにあまる)
人から与えられた待遇などが、自分の能力以上であること。身分に相応しくないこと。
身に沁みる(みにしみる)
人の情けや寒さが、隔てなく内側まで届いてくること。
身に過ぎた果報は災いの基(みにすぎたかほうはわざわいのもと)
身の丈を超える幸いは、抱えきれずに転がり落ちるもとになる。大きすぎる当たりは、いずれ身を損なう。
身に付く(みにつく)
学んだ事柄が習い性となって、自分の一部になること。
身につまされる(みにつまされる)
他の人の不幸などが他人事とは思えず、自分のことのように感じられること。
身になる(みになる)
相手の立場になってものごとを考えること。 また、知識などが身について、その人のためになること。身体のためになること。
身に勝る宝なし(みにまさるたからなし)
どれだけ財を積んだところで、それと引き換えに差し出せはしない。いざとなれば人は、自分の体ひとつを先に庇う。
身の置き所がない(みのおきどころがない)
申し訳ない気持ちや恥ずかしい気持ちなどから、その場に居続けることが難しい様子。
身の毛がよだつ(みのけがよだつ)
恐ろしい目にあって全身の毛が逆立つほど、ぞっとする様子。
身の程知らず(みのほどしらず)
自分の力量や立場がどれほどのものかを見きわめず、それを超えたことを望んだり口にしたりする人。そうした振る舞いを指すこともある。 多くは、たしなめたり見下したりする側から言う。 「身の程」は、その人に釣り合った地位や力の度合い。
身は習わし(みはならわし)
人は環境や習慣次第でどのようにも変化するものだということ。
身二つになる(みふたつになる)
妊娠している人が出産すること。子どもを産むこと。
身ほど可愛いものはない(みほどかわいいものはない)
人は自分の身が何よりも大事であるということ。
身も蓋もない(みもふたもない)
言動が露骨すぎて味気ないこと、または率直すぎて話の続けようがないことのたとえ。 「身」は蓋に対して器の意。 器も蓋もなく、剝き出しで隠しようがない状態との意から。
身も世もない(みもよもない)
悲しみに打ちのめされて、体裁をつくろう余裕さえ失うようす。
身を入れる(みをいれる)
物事を一生懸命取り組もうとする様子。
身を起こす(みをおこす)
身体をおこすこと。 また、不遇な環境にいた人が、努力して地位を得ること。
