身代を棒に振る
ことわざ「身代を棒に振る」の意味・読み方を解説します。
身代を棒に振る
しんだいをぼうにふる
| 言葉 | 身代を棒に振る |
|---|---|
| 読み方 | しんだいをぼうにふる |
| 意味 | むだなことにお金をつぎこみ、それまでに築いた財産を残らず失う意。また、手もとの財産が尽き、借りたお金も返せなくなる、つまり破産することもいう。
「身代」は、その人やその家が持つ財産のこと。賭け事や遊び、道楽などにのめりこんで、こつこつためた家の蓄えを失うような場面で使う。 棒に振る(それまでの積み重ねを一度に失う)の、失うものを財産に限った言い方。失うのが命で、それがむだ死にになる場合は命を棒に振るという。同じく財産をなくす意の句に身上を潰すがある。 |
| 例文 | うまいもうけ話に乗せられた父は、祖父の代から続いた店ごと身代を棒に振ることになり、一家は町を離れた。 |
| 場面 | 貧乏・貧しい / 浪費 |
| 使用語彙 | 棒 / 振る |
| 使用漢字 | 身 / 代 / 棒 / 振 |
「身」を含むことわざ
- 垢も身のうち(あかもみのうち)
- 悪事身に返る(あくじみにかえる)
- 悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)
- 朝に紅顔ありて夕べには白骨となれる身なり(あしたにこうがんありてゆうべにははっこつとなれるみなり)
- 明日知らぬ身(あすしらぬみ)
- 明日は我が身(あすはわがみ)
- 明日をも知れぬ身(あすをもしれぬみ)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 生き身に餌食(いきみにえじき)
「代」を含むことわざ
- 青海苔貰うた代わりに太々神楽を打つ(あおのりもろうたかわりにだいだいかぐらをうつ)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
- 猪も七代目には豕になる(いのししもしちだいめにはいのこになる)
- 陰徳は末代の宝(いんとくはまつだいのたから)
- 蛆虫も一代(うじむしもいちだい)
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 女三人あれば身代が潰れる(おんなさんにんあればしんだいがつぶれる)
- 口に地代は出ない(くちにじだいはでない)
- 算術者の不身代(さんじゅつしゃのふしんだい)
「棒」を含むことわざ
- 足が棒になる(あしがぼうになる)
- 足を棒にする(あしをぼうにする)
- 後棒を担ぐ(あとぼうをかつぐ)
- 争い果てての棒乳切り(あらそいはててのぼうちぎり)
- 鋳掛け屋の天秤棒(いかけやのてんびんぼう)
- 犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
- 命を棒に振る(いのちをぼうにふる)
- 飢えたる犬は棒を恐れず(うえたるいぬはぼうをおそれず)
- 嘘つきは泥棒の始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
