「浪費」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 33 件
「浪費」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全33件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
穴をあける(あなをあける)
金を使い込んだり、損失を生じさせたりすること。 また、物事が予定通り進まず空白の状態にしてしまうこと。
ある時は米の飯(あるときはこめのめし)
手元にあるうちは先を見ずに、あるだけ使い切ってしまう。無くなってからの困り方は承知のうえで、豊かなときは豊かなだけの食い方をする。
家を傾ける(いえをかたむける)
一家の財産をなくすこと。身代を持ち崩す。
売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
初代が苦労して残した財産も、三代目にもなると没落し、家を売りに出すような羽目になるが、その「売家」と書いた札の文字は唐様(中国風)でしゃれている。仕事をしないで道楽三昧をする人を皮肉ったもの。
江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
後先を勘定に入れず景気よく振る舞うのが江戸の気風で、道中の初めのうちに懐を空にしてしまう。派手に使った分だけ、戻りは寒々しい姿になる。
栄耀に餅の皮を剝く(えようにもちのかわをむく)
度を越したぜいたくをするたとえ。 「栄耀」は、ぜいたくをすること。 ぜいたくに慣れると、むく必要のない餅の皮までむいて食べるようになるとの意から。
大阪の食い倒れ(おおさかのくいだおれ)
大阪の人は口に入るものへ糸目をつけず、食べるほうで蓄えを尽かせる。 「京の着倒れ」と対にして言う。
大遣いより小遣い(おおづかいよりこづかい)
大きくまとまった一度の出費よりも、日常のこまごました出費のほうが、かえって大きい金額になりやすいというたとえ。
親は木綿着る、子は錦着る(おやはもめんきる、こはにしききる)
親は一生懸命働き質素に暮らして財産を築き、子はその苦労を知らずにぜいたくをして、親の財産を浪費するというたとえ。
火事あとの釘拾い(かじあとのくぎひろい)
大損や浪費の後に、少しの節約をしたところで何の足しにもならないということ。 火事で家屋敷を焼失した後に、焼けた釘を拾っても役に立たないことから。
金に飽かす(かねにあかす)
惜しむことなく、金銭をふんだんに使うこと。 「飽かす」は、有り余っているものを十分に使うこと。 多く、「金に飽かして」の形で、惜しむことなく金を使うことに対して、呆れたり馬鹿にしたりする気持ちで使われる。
金を食う(かねをくう)
期待されるほどの効果がないにも関わらず、やたらに費用がかさむこと。
京の着倒れ(きょうのきだおれ)
京の人は身なりにいくらでも注ぎ込み、着るものだけで身代を細らせる。 「大阪の食い倒れ」と対にして言う。
京の着倒れ、大坂の食い倒れ(きょうのきだおれ、おおさかのくいだおれ)
身にまとうものに注ぐか、口に入れるものに注ぐか。 二つの町の散財の癖を、着る側と食う側で言い分けた句。
傾城買いの糠味噌汁(けいせいがいのぬかみそじる)
遊びには大金を惜しまないのに、日々の暮らしは切り詰めるという釣り合いの取れなさをいう言葉。 傾城は遊女のことで、遊女を揚げるほどの金を使いながら、家では古い糠味噌をこした汁で済ませるとの意から。
財布の紐は首に掛けるより心に掛けよ(さいふのひもはくびにかけるよりこころにかけよ)
財布の紐を首に掛けて金を盗まれないようにするより無駄遣いしないように心がけるほうが大事だということ。
札片を切る(さつびらをきる)
金を持っていることを自慢げに見せるように気前よく大金を使うこと。
死に金を使う(しにがねをつかう)
使っても無駄になる金銭の使い方をすること。
奢侈に流れる(しゃしにながれる)
収入や立場を超えた贅沢な生活をすること。
身上を潰す(しんしょうをつぶす)
持っている財産の全てを使い果たすこと。
上戸めでたや丸裸(じょうごめでたやまるはだか)
酒飲みはいい気分で酒を飲んで、全財産を酒に使い果たしてしまう者が多いということ。 「上戸かわいや丸裸」ともいう。
高くつく(たかくつく)
安い物を買ったつもりが、思わぬところで出費がかさんで高いものになってしまうこと。
蛸は身を食う(たこはみをくう)
資本や財産を食い減らすたとえ。蛸は空腹になると自分の足を食うといわれるところから。
長者に二代なし(ちょうじゃににだいなし)
ぜいたくに慣れた金持ちの子は、財産を守ったり増やしたりすることが出来ず、たいてい二代目でその家はつぶれてしまうということ。
爪で拾って箕で零す(つめでひろってみでこぼす)
苦労して蓄えたものを、一度に使い果たしてしまうことのたとえ。 「箕」は穀物をふるうための道具。 爪の先で拾うようにしてやっと集めたものを、箕で一度にこぼしてしまうとの意から。
出遣いより小遣い(でづかいよりこづかい)
大きな買い物で多額に出費するよりも、日常のこまごました出費のほうが、積もり積もって大きい金額になるというたとえ。
なけなしの無駄遣い(なけなしのむだづかい)
金をあまり持っていないものは、安物買いや無計画に金を使って、結局は無駄遣いをすることになるということ。「なけなし」は、ほんのわずかしかないこと。
引っ越し貧乏(ひっこしびんぼう)
何度も引っ越しをして、その費用で貧しくなること。
枡で量って箕でこぼす(ますではかってみでこぼす)
苦労して蓄えたものを無駄に使い果たしてしまうことのたとえ。 「箕」は穀物をふるうための道具。 枡ではかるようにして貯めたものを、枡の何倍もの大きさがある箕で一度にこぼしてしまうとの意から。
安物買いの銭失い(やすものかいのぜにうしない)
値段の安いものは品質も悪く、買い替えや修理などで高くついて、結局は損をするということ。
安物は高物(やすものはたかもの)
値の張らないほうを選んだつもりが、手直しや取り替えを重ねるうちに、上等な品を一つ買った勘定と並んでしまう。 値札の小ささは、あとで降りかかる面倒の分だけ帳消しになる。
行き大名の帰り乞食(ゆきだいみょうのかえりこじき)
出はじめに羽振りよく散じてしまい、戻る段になって手元が尽きる。あとの分を残しておかなかったばかりに、帰り道は身を縮めて過ごすことになる。
湯水のように使う(ゆみずのようにつかう)
金銭などを惜しがる様子もなく無駄に使うこと。
