行き大名の帰り乞食とは
行き大名の帰り乞食
ゆきだいみょうのかえりこじき
言葉 | 行き大名の帰り乞食 |
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読み方 | ゆきだいみょうのかえりこじき |
意味 | はじめに無計画に金を使い、あとでどうにもならなくなること。
旅に出て、行きは大名のように贅沢に金を使い、帰りは旅費が足りなくなり乞食のようなみじめな思いをするとの意から。 |
使用語彙 | 行き / 帰り / 乞食 |
使用漢字 | 行 / 大 / 名 / 帰 / 乞 / 食 |
「行」を含むことわざ
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
- 後へも先へも行かぬ(あとへもさきへもいかぬ)
- 好い線を行く(いいせんをいく)
- 言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 行き当たりばったり(いきあたりばったり)
- 行き掛けの駄賃(いきがけのだちん)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
- 往に跡へ行くとも死に跡へ行くな(いにあとへゆくともしにあとへゆくな)
- 裏の裏を行く(うらのうらをいく)
- 上手を行く(うわてをいく)
- 奥行きが無い(おくゆきがない)
- 火事と葬式に行けば勘当もゆりる(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
- 金は片行き(かねはかたいき)
- 烏の行水(からすのぎょうずい)
- 合点が行く(がってんがいく)
- 合点が行く(がてんがいく)
- 行間を読む(ぎょうかんをよむ)
- 雲行きが怪しい(くもゆきがあやしい)
- 供養より施行(くようよりせぎょう)
- 水母の行列(くらげのぎょうれつ)
- 愚者の百行より知者の居眠り(ぐしゃのひゃっこうよりちしゃのいねむり)
- 孝行のしたい時分に親はなし(こうこうのしたいじぶんにおやはなし)
- 孝行も子による(こうこうもこによる)
- 好事門を出でず、悪事千里を行く(こうじもんをいでず、あくじせんりをいく)
- 孝は百行の本(こうはひゃっこうのもと)
- 高慢は出世の行き止まり(こうまんはしゅっせのいきどまり)
- 子供叱るな来た道だもの年寄り笑うな行く道だもの(こどもしかるなきたみちだものとしよりわらうなゆくみちだもの)
- 小糠三合あったら婿に行くな(こぬかさんごうあったらむこにいくな)
「大」を含むことわざ
- 阿保の大食い(あほのおおぐい)
- 諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)
- 一木いずくんぞ能く大廈を支えん(いちぼくいずくんぞよくたいかをささえん)
- 一木大廈の崩るるを支うる能わず(いちぼくたいかのくずるるをささうるあたわず)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 独活の大木柱にならぬ(うどのたいぼくはしらにならぬ)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 瓜の皮は大名に剥かせよ、柿の皮は乞食に剥かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- お家の一大事(おいえのいちだいじ)
- 大当たりを取る(おおあたりをとる)
- 大嘘はつくとも小嘘はつくな(おおうそはつくともこうそはつくな)
- 大男総身に知恵が回りかね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)
- 大男の殿(おおおとこのしんがり)
- 大風が吹けば桶屋が儲かる(おおかぜがふけばおけやがもうかる)
- 大風が吹けば桶屋が喜ぶ(おおかぜがふけばおけやがよろこぶ)
- 大河を手で堰く(おおかわをてでせく)
- 大きい薬缶は沸きが遅い(おおきいやかんはわきがおそい)
- 大きな家には大きな風(おおきないえにはおおきなかぜ)
- 大きなお世話(おおきなおせわ)
- 大きな顔(おおきなかお)
- 大きな顔をする(おおきなかおをする)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 大木の下に小木育たず(おおきのしたにおぎそだたず)
- 大木の下に小木育つ(おおきのしたにおぎそだつ)
- 大口を叩く(おおぐちをたたく)
- 大阪の食い倒れ(おおさかのくいだおれ)
「名」を含むことわざ
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 過ちの功名(あやまちのこうみょう)
- 言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
- 浮き名を流す(うきなをながす)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 瓜の皮は大名に剥かせよ、柿の皮は乞食に剥かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 汚名を雪ぐ(おめいをすすぐ)
- 汚名を雪ぐ(おめいをそそぐ)
- 歌人は居ながらにして名所を知る(かじんはいながらにしてめいしょをしる)
- 勝ち名乗りを上げる(かちなのりをあげる)
- 嫌いは知らぬの唐名(きらいはしらぬのからな)
- 怪我の功名(けがのこうみょう)
- 結構は阿呆の唐名(けっこうはあほうのからな)
- 功成り名遂げて身退くは天の道なり(こうなりなとげてみしりぞくはてんのみちなり)
- 功成り名を遂げる(こうなりなをとげる)
- 功名を竹帛に垂る(こうみょうをちくはくにたる)
- 正直は阿呆の異名(しょうじきはあほうのいみょう)
- 好かぬは得せぬの唐名(すかぬはえせぬのからな)
- 住むばかりの名所(すむばかりのめいしょ)
- その手は桑名の焼き蛤(そのてはくわなのやきはまぐり)
- 唐紙、唐紙、仮名で書け(とうし、からかみ、かなでかけ)
- 得を取るより名を取れ(とくをとるよりなをとれ)
- 虎は死して皮を留め、人は死して名を留む(とらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをとどむ)
- 虎は死して皮を留め、人は死して名を残す(とらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをのこす)
- ない名は呼ばれず(ないなはよばれず)
- 名が売れる(ながうれる)
- 名が高い(ながたかい)
- 名が立つ(ながたつ)
- 名が通る(ながとおる)
「帰」を含むことわざ
- 朝茶は七里帰っても飲め(あさちゃはしちりかえってものめ)
- 市に帰するが如し(いちにきするがごとし)
- 烏有に帰す(うゆうにきす)
- 灰燼に帰す(かいじんにきす)
- 帰らぬ人となる(かえらぬひととなる)
- 帰りなんいざ(かえりなんいざ)
- 画餅に帰す(がべいにきす)
- 帰去来(ききょらい)
- 帰心、矢の如し(きしん、やのごとし)
- 錦衣を着て故郷に帰る(きんいをきてこきょうにかえる)
- 自然に帰れ(しぜんにかえれ)
- 四大空に帰す(しだいくうにきす)
- 死を視ること帰するが如し(しをみることきするがごとし)
- 水泡に帰す(すいほうにきす)
- 水泡に帰する(すいほうにきする)
- 生は寄なり死は帰なり(せいはきなりしはきなり)
- 葬礼帰りの医者話(そうれいがえりのいしゃばなし)
- 宝の山に入りながら手を空しくして帰る(たからのやまにいりながらてをむなしくしてかえる)
- 年寄れば愚に帰る(としよればぐにかえる)
- 虎は千里行って千里帰る(とらはせんりいってせんりかえる)
- 泣くほど留めても帰れば喜ぶ(なくほどとめてもかえればよろこぶ)
- 百里来た道は百里帰る(ひゃくりきたみちはひゃくりかえる)
- 不帰の客となる(ふきのきゃくとなる)
- 振られて帰る果報者(ふられてかえるかほうもの)
- 星を戴いて出で、星を戴いて帰る(ほしをいただいていで、ほしをいただいてかえる)
- 落花枝に帰らず、破鏡再び照らさず(らっかえだにかえらず、はきょうふたたびてらさず)
「乞」を含むことわざ
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 瓜の皮は大名に剥かせよ、柿の皮は乞食に剥かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 浮気と乞食はやめられぬ(うわきとこじきはやめられぬ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 親苦、子楽、孫乞食(おやく、こらく、まごこじき)
- お椀を持たぬ乞食はない(おわんをもたぬこじきはない)
- 骸骨を乞う(がいこつをこう)
- 玉斧を乞う(ぎょくふをこう)
- 鍬を担げた乞食は来ない(くわをかたげたこじきはこない)
- 乞食にも門出(こじきにもかどで)
- 乞食にも三つの理屈(こじきにもみっつのりくつ)
- 乞食の朝謡(こじきのあさうたい)
- 乞食の系図話(こじきのけいずばなし)
- 乞食の子も三年経てば三つになる(こじきのこもさんねんたてばみっつになる)
- 乞食の断食(こじきのだんじき)
- 乞食も場所(こじきもばしょ)
- 乞食を三日すればやめられぬ(こじきをみっかすればやめられぬ)
- 乞食を三日すれば忘れられぬ(こじきをみっかすればわすれられぬ)
- 魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ(さかなはとのさまにやかせよもちはこじきにやかせよ)
- 三人旅の一人乞食(さんにんたびのひとりこじき)
- 祖父は辛労、子は楽、孫は乞食(じじはしんろう、こはらく、まごはこじき)
- 酢を乞う(すをこう)
- 餅は乞食に焼かせよ魚は殿様に焼かせよ(もちはこじきにやかせよさかなはとのさまにやかせよ)
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 足留めを食う(あしどめをくう)
- 足止めを食らう(あしどめをくらう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 阿保の大食い(あほのおおぐい)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 泡を食う(あわをくう)
- 鮟鱇の待ち食い(あんこうのまちぐい)
- Rの字のない月に牡蠣を食べるな(あーるのじのないつきにかきをたべるな)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 一箪の食、一瓢の飲(いったんのし、いっぴょうのいん)
- 一杯食う(いっぱいくう)
- 一杯食らう(いっぱいくらう)
- 一杯食わされる(いっぱいくわされる)
- 一杯食わす(いっぱいくわす)
- 犬骨折って鷹の餌食(いぬほねおってたかのえじき)
- 犬も食わない(いぬもくわない)
- 色気より食い気(いろけよりくいけ)
- 憂いも辛いも食うての上(ういもつらいもくうてのうえ)
- 飢えたる時は食を択ばず(うえたるときはしょくをえらばず)
- 飢えては食を択ばず(うえてはしょくをえらばず)
- 牛を食らうの気(うしをくらうのき)
- うっちゃりを食う(うっちゃりをくう)
- 旨い物食わす人に油断すな(うまいものくわすひとにゆだんすな)