死ぬほど楽はない
ことわざ「死ぬほど楽はない」の意味・読み方を解説します。
死ぬほど楽はない
しぬほどらくはない
| 言葉 | 死ぬほど楽はない |
|---|---|
| 読み方 | しぬほどらくはない |
| 意味 | この世で生きていくのは面倒なことや苦しいことの連続で、それに比べれば死んでしまうのがいちばん楽だ、という意。生きるつらさをこぼす場面で用いる。
「死ぬほど」は「とても」と程度を強める使い方ではない。「死ぬことほど」と他と比べる使い方で、句全体は「死ぬことにまさる楽はない」と読む。 形のよく似た句に寝るほど楽はないもあるが、これは横になって休むときの気楽さをいう句。反対に、命があればこそ運が開けることもあるとして死を損と見る句には死ぬ者貧乏がある。 |
| 例文 | 時代劇の中で、年老いた浪人が「死ぬほど楽はない」とつぶやき、貧しい暮らしの苦しさを嘆いていた。 |
| 場面 | 嘆く / 死亡 / 人生 |
| 使用語彙 | 死ぬ / 楽 |
| 使用漢字 | 死 / 楽 |
「死」を含むことわざ
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 生き二両に死に五両(いきにりょうにしにごりょう)
- 生き身は死に身(いきみはしにみ)
- 生きるべきか死すべきかそれが問題だ(いきるべきかしすべきかそれがもんだいだ)
- 一度死ねば二度死なぬ(いちどしねばにどしなぬ)
- 一死一生乃ち交情を知る(いっしいっせいすなわちこうじょうをしる)
- 未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん(いまだせいをしらず、いずくんぞしをしらん)
