正鵠

ことわざ「正鵠」(せいこく)の意味・読み方を解説します。

言葉正鵠
読み方せいこく
意味弓を射るときにねらう的の、ちょうど中心につけられた黒い印。矢を当てる目当てであることから、ものごとのねらいどころや急所、ここを押さえれば全体が分かるという大切な部分を指す。
本来の読みは「せいこく」である。「せいこう」は習慣として通用している読み方で、こちらで読む人もいる。
古くは『礼記』に見える語である。その中で孔子は、弓を射る人は矢が的をそれると自分自身の中に原因を探すもので、そこが君子に似ていると述べる。放った矢を的から外さずにいられるのは賢者だけだろう、とも語っている。
単独で使うより、後ろに動詞を続ける形が多い。問題の大切な点を正しくとらえることは正鵠を射るといい、四字熟語では不失正鵠が、要点を外さずにつかむことをいう。
例文議論が長引いたのは、だれも問題の正鵠をつかめていなかったからだ。
出典『礼記』射義
場面要点
使用漢字正 / 鵠

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