「他」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 19 件
「他」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
他山の石(たざんのいし)
ほかの人のまちがった言葉やふるまいでも、自分の心や行いをみがく手がかりになるということ。 ほかの山から出たつまらない石でも、手持ちの宝玉を研ぐ役には立つという意から。
他事ながら(たじながら)
「あなたには直接関係のないことですが」の意。 手紙で自分の出来事や様子などを述べるときに用いる語。
他人の疝気を頭痛に病む(たにんのせんきをずつうにやむ)
自分に関わりのない物事について、あれこれと気をもむことのたとえ。 「疝気」は、腰や下腹部が痛む病気を指す漢方の言葉。 他人の疝気を心配して自分が頭痛になることから。 「人の疝気を頭痛に病む」「隣の疝気を頭痛に病む」ともいう。
他人の空似(たにんのそらに)
血のつながりがない他人同士が、偶然よく似ていること。
他人の宝を数える(たにんのたからをかぞえる)
自分の利益には少しも結びつかない、むだな骨折りのたとえ。 「他人の宝を数える」「隣の宝を数える」「隣の家の宝を数える」ともいう。
他人の念仏で極楽参り(たにんのねんぶつでごくらくまいり)
他人の力を当てにして、自分の利益を図ったり、義理を果たすことのたとえ。他人の唱えた念仏で自分が極楽へ行こうとする意から。
他人の褌で相撲を取る(たにんのふんどしですもうをとる)
他人の持ち物や人手を借りて、自分の得になるように事を運ぶたとえ。 自分の褌を使わず、人の褌を借りて相撲をとることから。
他人の正目(たにんのまさめ)
利害関係のない他人の見方は、公平で正しいというたとえ。「正目」は縦にまっすぐに筋の通った木目のこと。
他人の飯には骨がある(たにんのめしにはほねがある)
他人の家に世話になって生活することは、どこか窮屈で何かと気を遣うことが多いということ。また、他人の親切には底意があり、頼りきっているとひどい目に遭うこともあるということ。 他人の家で食べる飯は、まるで骨でもあるかのようにのどを通りにくいとの意から。 「他人の飯には棘がある」「他人の飯は強い」ともいう。
他人の飯は白い(たにんのめしはしろい)
他人のものは、自分のものより良く見えるというたとえ。
他人の飯を食う(たにんのめしをくう)
親元を離れ、他人の間に揉まれて実社会の経験を積むこと。
他人の飯を食わねば親の恩は知れぬ(たにんのめしをくわねばおやのおんはしれぬ)
親元を離れ、他人と暮らし、世間で苦労してみなければ、親の恩は知れないということ。
他人の別れ棒の端(たにんのわかれぼうのはし)
夫婦が離婚すると、赤の他人よりも疎遠になってしまい、お互いに棒切れほどにしか思わなくなるということ。
他人は食い寄り(たにんはくいより)
同じ座に顔をそろえていても、来ている理由はまるで違う。 血のつながった側は胸を痛めて、そうでない側は座敷の支度のほうを見ている。 また、いざというとき本気で動くのは身内のほうで、他人の情けは表面で止まる。 単に「他人は食い寄り」ともいう。
他人は時の花(たにんはときのはな)
季節の花が咲いてすぐ散るように、他人の好意も長続きしないものだから、あまり頼りにしてはいけないという教え。「時の花」は季節に咲く花。
他の追随を許さない(たのついずいをゆるさない)
ある事柄について他の誰も真似できないほど、大きく抜きん出ているさま。
他聞を憚る(たぶんをはばかる)
他人に聞かれると不都合があること。
他でもない(ほかでもない)
これから切り出す話が、余のどれでもなく目の前のその件だと前置きする言い方。本題へ入る合図として、相手の耳を一点に向けさせる。
他ならない(ほかならない)
1.絶対にそれ以外のものではない。間違いなくそうだ。 「合格したのは努力した結果に他ならない」 2.特別な関係にある人のこと。 「他ならないあなたからの依頼では断れない」
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