「四」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 18 件
「四」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
四海波静か(しかいなみしずか)
世の中に波乱がなく、民が安んじて暮らしていること。国のうちも外も荒立たず、見わたすかぎりの海に波一つ立たないようだという意。
四角な座敷を丸く掃く(しかくなざしきをまるくはく)
人目につく真ん中だけを整えて、端のほうは手つかずのまま残しておく。行き届かせる手間を惜しんだ仕事ぶりをいう。 この掃き方を居候の横着ぶりに重ねた川柳に[[居候角な座敷を丸く掃き*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/8787.php]]がある。
四角張った(しかくばった)
打ち解けたところがなく、堅苦しいさま。改まりすぎて窮屈な物腰や言葉づかいについていう。
四月の中の十日に心なしに雇われるな(しがつのなかのとおかにこころなしにやとわれるな)
四月の中旬頃は日が長いので、思いやりのない人に雇われるといつまでも働かされるので気をつけよということ。また、その頃の日中の時間が長いことをいう。
四時の序、功を成す者は去る(しじのじょ、こうをなすものはさる)
やり遂げた者はその場に居座らず、次の者に席を明け渡すものだということ。 春が夏に、夏が秋に入れ替わるように、季節も務めを果たせば速やかに退くことから。
四十肩に五十腕(しじゅうかたにごじゅううで)
四十歳、五十歳頃になると、身体のあちこちが痛んで動きが悪くなることをいう言葉。
四十がったり(しじゅうがったり)
四十歳になったとたんに体力が衰え始めるということ。
四十くらがり(しじゅうくらがり)
四十を過ぎたあたりから、手元の細かい字が滲んで読み取りにくくなる。灯りを近づけたくらいでは間に合わなくなる時期をいう。
四十過ぎての道楽と七つ下がって降る雨は止みそうで止まぬ(しじゅうすぎてのどうらくとななつさがってふるあめはやみそうでやまぬ)
中年になってから始めた道楽と、七つ下がりに降り出した雨は、なかなかやまないということ。「七つ下がり」は午後四時過ぎのこと。
四十にして惑わず(しじゅうにしてまどわず)
四十歳にもなれば道理を理解して迷わなくなるということ。 「[[不惑*https://kokugo.jitenon.jp/word/p45488]]」ともいう。
四時を貫きて柯を改め葉を易えず(しじをつらぬきてえだをあらためはをかえず)
四季が移っても枝ぶりを変えず、葉の色も落とさない木のように、まわりがどう動いても自分の在り方を通すということ。 「四時」は春夏秋冬、「柯」は枝。
四大空に帰す(しだいくうにきす)
肉体が消滅すること。死ぬこと。肉体が四大に戻るという意味から。 「四大」は地・水・火・風のことで、仏教ではこれによって肉体が構成されているということから肉体という意味。
四知(しち)
悪事はいつか必ず露見するということ。 後漢の楊震(ようしん)が賄賂(わいろ)の受け取りを断った時の言葉。 誰も知るまいと思っても、隠し事は天の神様も、地の神様も、自分も、それを仕掛けたあなたも知っているとの意から。 「四知」ともいう。
四天二天(してんにてん)
力や出来ばえに差がなく、どちらが上とも言えないこと。互角。 「四天」は仏法を守る四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)のことで、「二天」はそのうちの二天。四天王の像は、よろいをまとって武器を手にした姿がどれもよく似ていて、二つ並べてもどちらがどちらか、すぐには区別がつきにくい。そこから、甲乙のつけがたい者どうしをたとえた。 「四天の舞」「二天の舞」という舞楽がそっくりなことから、とする説もある。 『甲陽軍鑑』にも見える、古くからある言い方。
四の五の言う(しのごのいう)
あれやこれやと不平や不満などの文句を言うこと。
四百四病の外(しひゃくしびょうのほか)
恋わずらいのこと。「四百四病」は人間のかかるあらゆる病気のことで、それ以外の病という意味から。
四百四病より貧の苦しみ(しひゃくしびょうよりひんのくるしみ)
人間のかかるあらゆる病気より貧乏のほうがつらいということ。
四つに組む(よつにくむ)
相撲で力士どうしが相手のまわしをしっかりつかみ合うように、真っ向から力を出し合って争うこと。 また、難しい物事に逃げずに本腰を入れて当たること。
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