「夜」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 15 件
「夜」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
夜食過ぎての牡丹餅(やしょくすぎてのぼたもち)
折を外したばかりに、せっかくの物のありがたみが失せてしまうこと。晩の食事で腹がふくれたところへ、ごちそうの牡丹餅が出てきても喜べないという意から。
夜上がり天気雨近し(よあがりてんきあめちかし)
夜のうちに雨が上がり晴れた天気は、長く続かないということ。
夜明け前が一番暗い(よあけまえがいちばんくらい)
どん底の後には必ずいいことがあるというたとえ。日が昇る直前に一番暗い時間があるということから。
夜討ち朝駆け(ようちあさがけ)
新聞や雑誌の記者が、相手の不意を突くように、夜遅くや朝早くに取材相手の家を訪ねること。 もとは、夜に敵を襲い、明け方に攻め込むという戦の言葉。
夜鷹の食だくみ(よたかのじきだくみ)
身のほどをこえた計画を立てても、けっきょくやり通せないことのたとえ。 夜鷹が、明日からは昼に大物を狙おうと決めながら、空腹に負けて夜にまた飛びまわり、昼は疲れて眠ってしまうことを繰り返したという話による。 「夜鷹の宵だくみ」ともいう。
夜長ければ夢見る(よながければゆめみる)
長びけばよけいな事が起きるというたとえ。 眠りが長ければそれだけ夢にうなされもする意で、片づくうちに片づけよという戒め。
夜道に日は暮れぬ(よみちにひはくれぬ)
夜の帰り道には日が暮れる心配はないから、あわてずにのんびりやろうということ。
夜目、遠目、笠の内(よめ、とおめ、かさのうち)
暗い夜に見たり、離れたところから眺めたり、笠の陰からちらっとのぞいたりすると、顔立ちの細かなところが見えず、本当以上にきれいに見えるものだということ。多くは女性の容姿についていう。
夜も日も明けない(よもひもあけない)
それが無くては片時も落ち着いて過ごせないほど、強く心を奪われているさま。
夜となく昼となく(よるとなくひるとなく)
昼も夜も分け隔てなく、絶えず。いつも。
夜の明けない朝はない(よるのあけないあさはない)
ものごとは必ずいつか、よい方へ変わるということ。 「夜の明けない朝はない」ともいう。
夜の鶴(よるのつる)
親が子を思う情の、きわめて深いさまをいう。 「雉」はきじのこと。 雉は野を焼かれたら危険を顧みずに巣にいる子どもを助けに戻り、鶴は霜の降る冷え込んだ晩には羽を広げてひなを包み込むとの意から。 単に「焼け野の雉」「夜の鶴」、また「夜鶴子を思う」「子を思う夜の鶴」ともいう。 「焼け野の雉」は、身を隠すところのない雉のことから、危険にさらされることのたとえとしてもいわれる。
夜の錦(よるのにしき)
せっかくのことをしても、だれの目にも留まらず、かいがないことのたとえ。 暗い夜にきらびやかな錦の衣を身につけても、見てくれる人がいないことから。 「夜の錦」ともいう。
夜を徹する(よをてっする)
夜通し眠らずに、何かをし続けること。夜が明けるまで一睡もせずに事に当たるさま。 「徹する」は貫き通す、端から端まで及ぶ意で、夜の初めから終わりまで通しきる様子から生まれた言い回し。
夜を日に継ぐ(よをひにつぐ)
昼も夜も休まず、ひたすら物事に取り組み続けること。 夜の時間まで昼に足して働き続けるという意から。
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