夜となく昼となくについて
夜となく昼となく
よるとなくひるとなく

言葉 | 夜となく昼となく |
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読み方 | よるとなくひるとなく |
意味 | 夜も昼も関係なく。いつでも。 |
出典 | - |
類句 | 昼夜を舎かず(ちゅうやをおかず) |
夜を日に継ぐ(よをひにつぐ) |
「夜」を含むことわざ
明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
考え方が単純で現実を知らないことのたとえ。外が明るいとすべて月夜だと思う意から。
朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
朝早く起きて仕事をするほうが、夜働くより能率が上がり得だということ。 「朝起き千両」とも。
朝の来ない夜はない(あさのこないよるはない)
ものごとは必ずいつか、よい方へ変わるということ。「夜の明けない朝はない」ともいう。
雨夜の月(あまよのつき)
想像するだけで、現実には見ることのできないもののたとえ。雨夜にも月はあるはずだが、目には見えないことから。
暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
暗闇で明かりを失うように、頼りにしていたものを失って途方にくれることのたとえ。
暗夜の礫(あんやのつぶて)
不意に受ける襲撃。防ぎようのないことのたとえ。また、まったく見当のつかないことのたとえ。「礫」は小石の意。
「昼」を含むことわざ
田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
知的水準の高い都会にいれば、自然に知識が身につくというたとえ。田舎で勉強するより、たとえ昼寝をしていても都にいれば自然に知識が豊かになるという意から。
稲荷の前の昼盗人(いなりのまえのひるぬすびと)
神をも恐れない図々しい人のたとえ。稲荷神社の前で、昼間に物を盗むふとどき者という意から。
昼夜を舎かず(ちゅうやをおかず)
休まずに物事を行う様子。絶えず。 「昼夜を分かたず」ともいう。
昼夜を分かたず(ちゅうやをわかたず)
休まずに物事を行う様子。絶えず。 「昼夜を舎かず」ともいう。
盗人の昼寝(ぬすびとのひるね)
ひそかに悪事をたくらんで準備をしていること。また、何をするにも思惑があるということ。盗人が夜の盗みに備えて昼寝をするということから。「盗人の昼寝にもあてがある」ともいう。
能なし犬は昼吠える(のうなしいぬはひるほえる)
才能のない者にかぎって必要のないときに大騒ぎしたり、大きなことを言ったりするというたとえ。