「関」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 5 件
「関」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
関雎(かんしょ)
夫婦の仲がむつまじく、そのうえ互いに礼儀を重んじて接すること。夫婦のあるべき姿をいう。 中国最古の詩集『詩経』の最初に置かれた詩の題名から出た言葉。この詩は「関関たる雎鳩」と歌い出し、その「関関」と「雎鳩」から一字ずつ取って題とした。「関関」は鳥がやさしく鳴き合う声。「雎鳩」は「しょきゅう」と読み、ミサゴという水鳥のことで、つがいの仲がよい鳥とされる。詩は、りっぱな男性とつつしみ深い女性との結びつきを歌ったもので、古くは周の文王とその妃の仲をたたえたものと解かれてきた。 四字熟語にも、この詩を踏まえた「[[関雎之化*https://yoji.jitenon.jp/yojie/2416]]」「[[関関雎鳩*https://yoji.jitenon.jp/yojie/2295]]」があり、どちらも夫婦がむつまじいさまを表す。ことわざでは「[[琴瑟相和す*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2935.php]]」が近い。この詩から出た言葉に「[[関雎の楽しみ*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/9151.php]]」もある。
関雎の楽しみ(かんしょのたのしみ)
夫婦の仲がよいうえに互いへの礼儀も欠かさず、家の中がいつも和やかであることの喜び。 「関雎」は中国でいちばん古い詩集『詩経』の巻頭に置かれた詩で、君子(すぐれた人物)としとやかな女性との縁組みをたたえた歌とされる。孔子が『論語』の中で、この詩を「楽しんでも度を越さず、悲しんでも心をそこなうほどではない」と評した。その「楽しむ」をふまえたのが、この言葉である。 題の二字だけでいう「[[関雎*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/9150.php]]」も、意味はほぼ同じ。また「[[琴瑟相和す*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2935.php]]」も、夫婦の仲のよさをたとえたことわざである。
関東の食い倒れ、上方の着倒れ(かんとうのくいだおれ、かみがたのきだおれ)
関東では食べるものにお金を惜しまず、上方では着るものにお金をつぎこむ。どちらも、しまいには暮らしが苦しくなるほどだということ。土地によって、ぜいたくの向かう先がちがうことを表した句。 「上方」は、京都や大阪のあたりを指す古い呼び方。「食い倒れ」「着倒れ」は、食べるものや着るものにお金を使いすぎて、家の財産がからっぽになること。土地の名を入れかえた同じ形の言い方は、ほかにもたくさんある。 当サイトでは「[[京の着倒れ、大阪の食い倒れ*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2902.php]]」が同じ形の言葉で、こちらは京都を着るもの、大阪を食べるものの側にしている。
関ヶ原(せきがはら)
勝敗や運命が決まる大事な戦いや場面のたとえ。岐阜県南西端の地名で、ここで慶長五年(1600年)に石田三成らの西軍と徳川家康の東軍が天下を争って戦ったことから。
関の山(せきのやま)
物事がうまく進んだ場合でも、これ以上はできないという限度。せいぜい。
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