関東の食い倒れ、上方の着倒れ
ことわざ「関東の食い倒れ、上方の着倒れ」の意味・読み方を解説します。
関東の食い倒れ、上方の着倒れ
かんとうのくいだおれ、かみがたのきだおれ
| 言葉 | 関東の食い倒れ、上方の着倒れ |
|---|---|
| 読み方 | かんとうのくいだおれ、かみがたのきだおれ |
| 意味 | 関東では食べるものにお金を惜しまず、上方では着るものにお金をつぎこむ。どちらも、しまいには暮らしが苦しくなるほどだということ。土地によって、ぜいたくの向かう先がちがうことを表した句。
「上方」は、京都や大阪のあたりを指す古い呼び方。「食い倒れ」「着倒れ」は、食べるものや着るものにお金を使いすぎて、家の財産がからっぽになること。土地の名を入れかえた同じ形の言い方は、ほかにもたくさんある。 当サイトでは「京の着倒れ、大阪の食い倒れ」が同じ形の言葉で、こちらは京都を着るもの、大阪を食べるものの側にしている。 |
| 例文 | 週末ごとの外食でボーナスを使い切る東京の兄と、着物を買いそろえて貯金を減らした京都の姉を見て、母は、まるで関東の食い倒れ、上方の着倒れだねと笑った。 |
| 場面 | お金 / 風習 / 浪費 |
| 使用漢字 | 関 / 東 / 食 / 倒 / 上 / 方 / 着 |
「関」を含むことわざ
- 一夫関に当たれば万夫も開くなし(いっぷかんにあたればばんぷもひらくなし)
- 函谷関の鶏鳴(かんこくかんのけいめい)
- 関雎(かんしょ)
- 関雎の楽しみ(かんしょのたのしみ)
- 機関銃のように(きかんじゅうのように)
- 口には関所がない(くちにはせきしょがない)
- 光陰に関守なし(こういんにせきもりなし)
- 沽券に関わる(こけんにかかわる)
- 死活に関わる(しかつにかかわる)
- 関ヶ原(せきがはら)
「東」を含むことわざ
- 東男に京女(あずまおとこにきょうおんな)
- 犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
- 河東の獅子吼(かとうのししく)
- 京へ筑紫に坂東さ(きょうへつくしにばんどうさ)
- 東家に食して西家に眠らん(とうかにしょくしてせいかにねむらん)
- 東西南北の人(とうざいなんぼくのひと)
- 東西を失う(とうざいをうしなう)
- 東西を弁ぜず(とうざいをべんぜず)
- 東道の主(とうどうのしゅ)
- 西と言えば東と言う(にしといえばひがしという)
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 悪衣悪食を恥ずる者は、未だ与に議するに足らず(あくいあくしょくをはずるものは、いまだともにぎするにたらず)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 危ない所に登らねば熟柿は食えぬ(あぶないところにのぼらねばじゅくしはくえぬ)
- 淡きを食らい薄きを着る(あわきをくらいうすきをきる)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 泡を食う(あわをくう)
「倒」を含むことわざ
- 一辺倒(いっぺんとう)
- 大阪の食い倒れ(おおさかのくいだおれ)
- 親方思いの主倒し(おやかたおもいのしゅたおし)
- 角を倒さぬ(かどをたおさぬ)
- 看板倒れ(かんばんだおれ)
- 京の着倒れ(きょうのきだおれ)
- 京の着倒れ、大坂の食い倒れ(きょうのきだおれ、おおさかのくいだおれ)
- 狂瀾を既倒に廻らす(きょうらんをきとうにめぐらす)
- 食うに倒れず病むに倒れる(くうにたおれずやむにたおれる)
- 公卿の位倒れ(くげのくらいだおれ)
「上」を含むことわざ
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 上げ潮に乗る(あげしおにのる)
- 上げ膳据え膳(あげぜんすえぜん)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 顎が干上がる(あごがひあがる)
- 梓に上す(あずさにのぼす)
- 頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
- 頭が上がらない(あたまがあがらない)
- 頭に血が上る(あたまにちがのぼる)
- 頭の上の蠅も追われぬ(あたまのうえのはえもおわれぬ)
「方」を含むことわざ
- 明後日の方(あさってのほう)
- 麻布のお方で気が知れぬ(あざぶのおかたできがしれぬ)
- 彼方立てれば此方が立たぬ(あちらたてればこちらがたたぬ)
- 上を見れば方図がない(うえをみればほうずがない)
- 嘘も方便(うそもほうべん)
- 盂方なれば水方なり(うほうなればみずほうなり)
- 馬は馬方(うまはうまかた)
- 親方思いの主倒し(おやかたおもいのしゅたおし)
- 親方日の丸(おやかたひのまる)
- 方が付く(かたがつく)
