一簣の功とは
一簣の功
いっきのこう
言葉 | 一簣の功 |
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読み方 | いっきのこう |
意味 | 仕事を完遂する間際の、最後のひと踏ん張りのこと。
または、仕事を完成させるために積み重ねる一つ一つの努力と、その大切さのこと。 「簣」は、土を入れて運ぶ道具。もっこ。 「一簣」は、もっこ一杯の土のこと。 「九仞(きゅうじん)の功を一簣(いっき)に虧(か)く」による。 九仞の高さの山を作るにも、最後のもっこ一杯の土を盛らずに止めてしまえば山は完成しないとの意から。 |
使用語彙 | 一簣 |
使用漢字 | 一 / 簣 / 功 |
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一応も二応も(いちおうもにおうも)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- 一か八か(いちかばちか)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 一から十まで(いちからじゅうまで)
- 一議に及ばず(いちぎにおよばず)
- 一工面、二働き(いちくめん、にはたらき)
- 一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 一言もない(いちごんもない)
- 一事が万事(いちじがばんじ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一日の計は晨にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり(いちじつのけいはあしたにあり、いちねんのけいはがんたんにあり)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 一日再び晨なり難し(いちじつふたたびあしたなりがたし)
- 一字の師(いちじのし)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 一段落つく(いちだんらくつく)
「簣」を含むことわざ
- 一簣の功(いっきのこう)
- 九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)
「功」を含むことわざ
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 過ちの功名(あやまちのこうみょう)
- 言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
- 烏賊の甲より年の功(いかのこうよりとしのこう)
- 一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりてばんこつかる)
- 亀の甲より年の功(かめのこうよりとしのこう)
- 九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)
- 勤勉は成功の母(きんべんはせいこうのはは)
- 蛍雪の功(けいせつのこう)
- 怪我の功名(けがのこうみょう)
- 功詐は拙誠に如かず(こうさはせっせいにしかず)
- 功罪相償う(こうざいあいつぐなう)
- 功罪相半ばする(こうざいあいなかばする)
- 功成り名遂げて身退くは天の道なり(こうなりなとげてみしりぞくはてんのみちなり)
- 功成り名を遂げる(こうなりなをとげる)
- 功名を竹帛に垂る(こうみょうをちくはくにたる)
- 失敗は成功の母(しっぱいはせいこうのはは)
- 失敗は成功のもと(しっぱいはせいこうのもと)
- 失敗は成功の因(しっぱいはせいこうのもと)
- 失敗は成功の基(しっぱいはせいこうのもと)
- 大功は拙なるが如し(たいこうはせつなるがごとし)
- 大功を成す者は衆に謀らず(たいこうをなすものはしゅうにはからず)
- 大功を論ずる者は小過を録せず(たいこうをろんずるものはしょうかをろくせず)
- 竹帛の功(ちくはくのこう)
- 罪の疑わしきは軽くし、功の疑わしきは重くす(つみのうたがわしきはかるくし、こうのうたがわしきはおもくす)
- 罪の疑わしきは軽くせよ、功の疑わしきは重くせよ(つみのうたがわしきはかるくせよ、こうのうたがわしきはおもくせよ)
- 手功より目功(てこうよりめこう)
- 田父の功(でんぷのこう)
- 内助の功(ないじょのこう)