「に」で終わる故事・ことわざ・慣用句 — 30 件
「に」で終わる故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
足を限りに(あしをかぎりに)
歩ける限り。足の力が続く限り。
一目散に(いちもくさんに)
脇目も振らずに、全力で駆け出すさま。
陰に陽に(いんにように)
あるときは人知れず、あるときは表立って。常に。
カエサルの物はカエサルに(かえさるのものはかえさるに)
銀貨に刻まれた皇帝の像を示して、税を納めるべきかと問うた者たちに返したという一句。 信仰の場で果たすことと、この世の政の下で果たすことは筋道が別で、片方を立てればもう片方が倒れるという間柄ではない。 取るべき者の手へ返せ、という向きにも用いる。
影の形に添うように(かげのかたちにそうように)
いつもいっしょにいて離れないこと。 影が必ず物につき随うことから。 「影の形に添うが如し」「影の形に添うように」ともいう。
完膚無き迄に(かんぷなきまでに)
徹底的に打ちのめすさま。 「完膚」は無傷の皮膚。
機関銃のように(きかんじゅうのように)
引き金を引いたきり弾の止まらない銃さながらに、切れ目なく言葉を繰り出すさま。受け手が言い返す番はいつまでも回ってこない。
暗がりの鬼(くらがりのおに)
相手の内実が外からうかがえないため、なんとなくそら恐ろしい心地がすること。暗い所に鬼を繋いでおけば姿が見えないぶん、いっそう底知れなく思われることから。
声を限りに(こえをかぎりに)
出せる限りの大声を出すこと。
事もあろうに(こともあろうに)
もっと他に適したやり方があるだろうに。よりによって。
後生大事や金欲しや死んでも命のあるように(ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように)
来世の安楽を願いながら、現世の金も欲しいと、あれもこれも願う人間の強欲さのたとえ。
舌の根の乾かぬうちに(したのねのかわかぬうちに)
さっき口にした内容とは逆の言動が、間を置かずに出てくる。言い終えた直後だという短さそのものを突いて咎める言い方。
知らぬ仏より馴染みの鬼(しらぬほとけよりなじみのおに)
見ず知らずの善人より、癖は承知のうえで付き合ってきた相手のほうが当てになる。 人柄の良し悪しより、勝手の知れていることが物を言う場合をいう。
他人の空似(たにんのそらに)
血のつながりがない他人同士が、偶然よく似ていること。
誰とはなしに(だれとはなしに)
誰が言い出したのかはっきりしないこと。いつのまにか。
千代に八千代に(ちよにやちよに)
幾代を経てもなお続き、先の見えないほど長い間。 祝いの歌で、末長い栄えを願うときに用いる。
月夜の蟹(つきよのかに)
中身がない人のたとえ。蟹は月夜にはえさを食べず、身が少ないことから。
手に取るように(てにとるように)
実際に手で触れてみるかのように、はっきりと分かる様子。 目の前にあるかのように、はっきり見えたり聞こえたりする様子。
心太式に(ところてんしきに)
本人の望みとは別に、後ろから順に送り出されて次の段へ移っていく仕組み。 心太は筒に詰め、棒で一方から突き出して作る食べ物。その形になぞらえた言い方。
何の気なしに(なんのきなしに)
特別に意識することもなく。
花は根に鳥は古巣に(はなはねにとりはふるすに)
物事はすべて、その根源に戻るということ。咲いた花は木の根元に落ちて肥やしになり、空を飛ぶ鳥もやがては巣に帰ることから。
平蜘蛛のように(ひらぐものように)
体を地面すれすれまで低くして、ひたすら詫びる格好。相手の前で身を縮め、頭を上げられずにいる姿をさす。
仏の沙汰も銭(ほとけのさたもぜに)
この世は金次第でどうにでもなるということのたとえ。 仏がその人を救うかどうかさえも寄付した金銭の多さで変わるということから。
見るからに(みるからに)
ちょっと見ただけで。一見して、そういう感じがするさま。
見る間に(みるまに)
目で追っているうちに。あっという間に。
名実共に(めいじつともに)
呼び名や世間の評価にふさわしい中身までそなわっているさま。
目もあやに(めもあやに)
まぶしくて正視できないほど、はなやかで美しいさま。
目も遥に(めもはるに)
見渡すかぎり、はるか遠くまで。 和歌では「春」「芽も張る」と音が重なることを利用して詠まれた。
物の見事に(もののみごとに)
やり方が非常に鮮やかであるさま。
痩せ馬に重荷(やせうまにおもに)
担いきれるはずのない仕事や責任を、力の足りない者に押しつけること。 やせ細った馬の背に、運びきれないほどの荷を積み上げるとの意から。
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