神の神庫も梯のままに
ことわざ「神の神庫も梯のままに」の意味・読み方・異形などを解説します。
神の神庫も梯のままに
かみのほくらもはしだてのままに
| 言葉 | 神の神庫も梯のままに |
|---|---|
| 読み方 | かみのほくらもはしだてのままに |
| 意味 | どれほど手が届きそうにもない難しいことでも、その事に合った手だてを整えれば、ちゃんと果たせるのだということ。
「神庫(ほくら)」は神社の宝物を納める蔵、「梯(はしだて)」ははしごのこと。高く造られた蔵でも、はしごを立てかければ上っていけることから。 『日本書紀』によると、垂仁天皇の皇子の五十瓊敷命(いにしきのみこと)は、年をとったので、神社の宝物の管理を妹に任せようとした。妹が「か弱い女の身では、高い蔵に上ることなどできません」と断ると、兄は「蔵が高くても、私がはしごを作ってあげよう。上るのに何の苦労があるものか」と答えた。書紀は、このやりとりが句のいわれだと記している。 |
| 例文 | 「この難しい実験も、神の神庫も梯のままにというから、装置をひとつずつ工夫していけばきっと成功するよ」と先生は言った。 |
| 出典 | 『日本書紀』垂仁紀 |
| 異形 | 天の神庫も梯のままに(あめのほくらもはしだてのままに) |
| 場面 | 困難 / 手段 |
| 使用漢字 | 神 / 庫 / 梯 / 天 |
「神」を含むことわざ
- 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
- 青海苔の答礼に太太神楽を打つ(あおのりのとうれいにだいだいかぐらをうつ)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 出雲の神より恵比寿の紙(いずものかみよりえびすのかみ)
- 祈らずとても神や守らん(いのらずとてもかみやまもらん)
- 梅は食うとも核食うな中に天神寝てござる(うめはくうともさねくうななかにてんじんねてござる)
- 王は十善神は九善(おうはじゅうぜんかみはくぜん)
- 臆病の神降ろし(おくびょうのかみおろし)
- 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
「庫」を含むことわざ
- 神の神庫も梯のままに(かみのほくらもはしだてのままに)
- 長崎ばってん、江戸べらぼう、神戸兵庫のなんぞいや、ついでに丹波のいも訛(ながさきばってん、えどべらぼう、こうべひょうごのなんぞいや、ついでにたんばのいもなまり)
「梯」を含むことわざ
- 神の神庫も梯のままに(かみのほくらもはしだてのままに)
- 雲に梯(くもにかけはし)
- 梯子をする(はしごをする)
- 梯子を外される(はしごをはずされる)
