「時世」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 19 件
「時世」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全19件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
頭が古い(あたまがふるい)
物事に対する考え方や価値観が、古臭く時代遅れであること。
歌は世につれ世は歌につれ(うたはよにつれよはうたにつれ)
歌は世相の変化に伴って変わっていき、世相も歌の流行に影響されるということ。
移れば変わる世の習い(うつればかわるよのならい)
時代が移り変われば世の中も変わっていくのが当然だということ。 「移り変わるは浮き世の習い」ともいう。
往事渺茫としてすべて夢に似たり(おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり)
昔の出来事はいまとなっては霞のかなたに遠のいて、あれもこれも夢の中のことのように思われるということ。 「往時」は過ぎ去った昔で、原詩では「往事」と書く。「渺茫」は遠く広がってはっきりしないさま。
隔世の感(かくせいのかん)
時代がすっかり移り変わってしまったという実感のこと。
黴が生える(かびがはえる)
古くなり、使い物にならなくなること。また、時代おくれであること。
彼も一時、此れも一時(かれもいちじ、これもいちじ)
時とともに、世の中のことは移り変わっていくものである。だから、あの時はあの時、今は今で、あの時と今とを単純に比べることはできないということ。また、栄枯盛衰も一時限りであるということ。「彼」は、あの時の意。
昨日の淵は今日の瀬(きのうのふちはきょうのせ)
世の中の移り変わりが激しいこと、絶え間なく変化していくことのたとえ。 昨日まで深い淵だった所が、今日は浅い瀬になってしまうことから。
昨日は昨日、今日は今日(きのうはきのう、きょうはきょう)
昨日のあったことが、今日もあるわけではない。日々情勢が変わり、昨日と今日は違うということ。
今昔の感(こんじゃくのかん)
今と昔を比較して、その変化の大きさをしみじみと感じる気持ちのこと。
大道廃れて仁義あり(だいどうすたれてじんぎあり)
人がおのずと備えていた大きな道理が見失われて、はじめて仁だ義だと徳目が声高に唱えられるようになるということ。 「大道」は作為を加えずとも万物が収まっていた本来のありようで、道徳をわざわざ言葉にして説くこと自体、すでにそれが崩れているしるしにほかならない。
鄭衛の音(ていえいのおん)
聞く者の身持ちを崩すとされた調べ。 鄭と衛の地に流行した歌が、儒家の目には人の芯を溶かすものと映り、国を傾ける音として退けられた。
昔は昔、今は今(むかしはむかし、いまはいま)
昔と今は状況が違うのだから、昔がこうだから今もこうあるべきだという理屈は成り立たないということ。
無理が通れば道理引っ込む(むりがとおればどうりひっこむ)
理に合わないことが通用するような世の中では、道理にかなったことは行われなくなるということ。
欲の世の中(よくのよのなか)
世の中は全て欲得で動いているということ。
世の中は三日見ぬ間の桜かな(よのなかはみっかみぬまのさくらかな)
桜の花があっという間に散ってしまうように、世間の移り変わりは激しいものだということ。 もとは江戸時代の俳人大島蓼太の句「世の中は三日見ぬ間に桜かな」から。 この句は「桜が散ってしまうこと」ではなく「桜が咲きそろうこと」を詠んだもの。 単に「三日見ぬ間の桜」ともいう。
世も末(よもすえ)
この世も終わりである。救いがたい世である。 現状を嘆いて言う言葉。
乱世の英雄(らんせのえいゆう)
世の中の乱れに乗じて活躍する英雄のこと。中国、後漢の時代、許劭が曹操を評して言ったという故事から。
歴史は繰り返す(れきしはくりかえす)
人の世に起きることは、形を変えながら似た筋書きをなぞる。前の代で見たのと同じ過ちが、時を隔ててまた立ち現れる。
