「似合いの相手」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 14 件
「似合いの相手」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全14件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
合わぬ蓋あれば合う蓋あり(あわぬふたあればあうふたあり)
どんな入れ物にも合う蓋と合わない蓋があるように、人にも物にもそれぞれふさわしい組み合わせがあるということ。
梅に鶯(うめにうぐいす)
美しく調和する二つのもののたとえ。鶯が梅の枝にとまっている光景がよく似合っていることから。
鬼の女房に鬼神(おにのにょうぼうにきじん)
荒々しい男の連れ合いには、これに引けを取らぬ気の強い女がつくものである。 鬼の相手役がつとまるのは鬼神をおいてほかにない、と見立てていったことば。 夫婦とは案外つり合いが取れているものだ、と皮肉まじりに眺めた言い方。
好一対(こういっつい)
よく似合っている一組。好ましい組み合わせの一対。男女の間などについてよく用いられる。
虚無僧に尺八(こむそうにしゃくはち)
そこにあるのが当たり前で、離してしまっては様にならない取り合わせのこと。 虚無僧は深編笠をかぶり、尺八を吹きながら諸国を歩いた。その尺八を取り上げてしまえば、もう虚無僧の姿ではない。
磁石に針(じしゃくにはり)
くっつきやすいもののたとえ。多くは男女の仲が接近しやすいことをいう。
竹に雀(たけにすずめ)
取り合わせのよい一対のもののたとえ。竹にとまった雀が図柄として取り合わせのよい画であるところから。
波に千鳥(なみにちどり)
絵になるような取り合わせのよいもののたとえ。
似合い似合いの釜の蓋(にあいにあいのかまのふた)
どんなものにも、それぞれ似合いの相手があるというたとえ。
鼠の嫁入り(ねずみのよめいり)
あれこれと条件をつけて選び好んでも、結局はふさわしいところに落ち着くというたとえ。 昔、鼠の夫婦が娘に天下一の婿を迎えたいと思い、まず太陽に申し入れた。 すると太陽は「自分は雲が出ると照らせなくなるから、雲のほうが偉い」と言った。 次に雲に頼むと「自分は風に吹き飛ばされるから、風のほうが強い」と答えた。 風に申し入れると「自分はいくら吹いてもびくともしない壁のほうが上だ」と言う。 最後に壁に頼むと「自分は鼠がかじって穴をあけるので、鼠のほうが偉い」と言われた。 こうして鼠の夫婦は、結局、自分たちの仲間から娘の婿を選んだという。 「鼠の婿取り」ともいう。
人食い馬にも合い口(ひとくいうまにもあいくち)
手に負えないと言われる相手でも、この人の前でだけは牙を収める、という取り合わせが必ずある。 人に噛みつく馬にも、なぜか背を許す者がいる。
牡丹に唐獅子、竹に虎(ぼたんにからじし、たけにとら)
並べて置くと互いを引き立て合う、決まり切った組み合わせのこと。片方だけでは物足りず、そろって初めて形が締まる間柄をいう。
曲がった釜には曲がった甑(まがったかまにはまがったこしき)
どんなものにも、それにふさわしい相手や形があるというたとえ。 また、夫婦は似た者同士がつり合いがとれてうまくいくということ。 ゆがんだ釜であっても、それに合うゆがんだ甑があるとの意から。 「甑」は、釜の上にのせて穀物を蒸す道具。
破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)
どこか欠けたところのある者にも、その欠けに納まる連れ合いはいる。 自分たち夫婦を低く言うときの言葉で、人様の縁組みに向けて使うものではない。 「綴じ蓋」は、繕って使っている蓋。
