磁石に針について
磁石に針
じしゃくにはり

言葉 | 磁石に針 |
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読み方 | じしゃくにはり |
意味 | くっつきやすいもののたとえ。多くは男女の仲が接近しやすいことをいう。 |
出典 | - |
使用されている漢字
「磁」を含むことわざ
磁石に針(じしゃくにはり)
「石」を含むことわざ
朝寝八石の損(あさねはちこくのそん)
朝寝坊は万事につけて損が多いというたとえ。一石は百升で約百八十リットル。
雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
小さな努力も辛抱強く続けていけば、いつかは必ず成功するというたとえ。小さな雨だれでも、長い年月、同じ所に落ち続ければ、石に穴をあけてしまうという意から。「点滴石を穿つ」ともいう。
石臼を箸に刺す(いしうすをはしにさす)
無理難題を言うこと。石臼を箸で刺すことなど不可能という意から。
石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
物事の道理が逆であることのたとえ。
石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
何とも感じないことのたとえ。蜂が石地蔵を刺しても痛くも何ともないことから。
石に齧りついても(いしにかじりついても)
どんな苦労や困難があっても。何がなんでも。
「針」を含むことわざ
悪の報いは針の先(あくのむくいははりのさき)
悪事の報いは、針の先を回るほど早くやってくるということ。
痛い上の針(いたいうえのはり)
不運や災難のうえに、さらに不運や災難が重なることのたとえ。痛みがあるところに、さらに針が刺さるという意から。
今日の一針、明日の十針(きょうのひとはり、あすのとはり)
すぐにしなければならないことを先延ばしすると、余計に手間がかかるということのたとえ。今日なら一針縫えば済むのに、明日に延ばせばほころびが広がり、十針も縫わなければならなくなるという意から。
口に針(くちにはり)
言葉に悪意や皮肉がこめられていること。
小さくとも針は呑まれぬ(ちいさくともはりはのまれぬ)
小さいからといって侮ってはいけないという戒め。 いくら小さくても針をのみこむことはできないことから。
頂門の一針(ちょうもんのいっしん)
人の急所を突く厳しい教訓のたとえ。「頂門」は頭の上のことで、そこに針を突き刺すという意から。