破れ鍋に綴じ蓋とは
破れ鍋に綴じ蓋
われなべにとじぶた
言葉 | 破れ鍋に綴じ蓋 |
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読み方 | われなべにとじぶた |
意味 | どんな人にも、似合いの相手がいるというたとえ。また、似たもの同士が一緒になればうまくいくということ。
「綴じ蓋」は修理した蓋のこと。 割れた鍋にもふさわしい蓋があるという意味から。 |
類句 | 似合い似合いの釜の蓋(にあいにあいのかまのふた) |
使用語彙 | 破れ鍋 / 鍋 / 綴じ |
使用漢字 | 破 / 鍋 / 綴 / 蓋 |
「破」を含むことわざ
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 磯際で船を破る(いそぎわでふねをやぶる)
- 川口で船を破る(かわぐちでふねをわる)
- 癇癪持ちの事破り(かんしゃくもちのことやぶり)
- 国破れて山河在り(くにやぶれてさんがあり)
- 山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し(さんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし)
- 序破急(じょはきゅう)
- 沈黙を破る(ちんもくをやぶる)
- 道理を破る法はあれども法を破る道理なし(どうりをやぶるほうはあれどもほうをやぶるどうりなし)
- 破瓜の年(はかのとし)
- 破鏡(はきょう)
- 破鏡再び照らさず(はきょうふたたびてらさず)
- 伯牙、琴を破る(はくが、ことをやぶる)
- 破竹の勢い(はちくのいきおい)
- 八方破れ(はっぽうやぶれ)
- 美女舌を破る(びじょしたをやぶる)
- 破れかぶれ(やぶれかぶれ)
- 破れても小袖(やぶれてもこそで)
- 横紙破り(よこがみやぶり)
- 落花枝に帰らず、破鏡再び照らさず(らっかえだにかえらず、はきょうふたたびてらさず)
- 落花枝に返らず、破鏡再び照らさず(らっかえだにかえらず、はきょうふたたびてらさず)
「鍋」を含むことわざ
- 大鍋の底は撫でても三杯(おおなべのそこはなでてもさんばい)
- 小鍋はじきに熱くなる(こなべはじきにあつくなる)
- 手鍋提げても(てなべさげても)
- 鍋の鋳掛けが釣り鐘を請け合ったよう(なべのいかけがつりがねをうけあったよう)
- 見つめる鍋は煮立たない(みつめるなべはにたたない)
- 破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)
「綴」を含むことわざ
- 破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)
「蓋」を含むことわざ
- 合わぬ蓋あれば合う蓋あり(あわぬふたあればあうふたあり)
- 冠蓋相望む(かんがいあいのぞむ)
- 棺を蓋いて事定まる(かんをおおいてことさだまる)
- 蓋世の気(がいせいのき)
- 臭い物に蓋をする(くさいものにふたをする)
- 傾蓋、旧の如し(けいがい、きゅうのごとし)
- 地獄の釜の蓋も開く(じごくのかまのふたもあく)
- 人事は棺を蓋いて定まる(じんじはかんをおおいてさだまる)
- 人事は棺を蓋うて定まる(じんじはかんをおおうてさだまる)
- 千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさいっかい)
- 千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさひとがい)
- 底もあり蓋もあり(そこもありふたもあり)
- 力山を抜き、気は世を蓋う(ちからやまをぬき、きはよをおおう)
- 似合い似合いの釜の蓋(にあいにあいのかまのふた)
- 始めちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣くとも蓋取るな(はじめちょろちょろ、なかぱっぱ、あかごなくともふたとるな)
- 火蓋を切る(ひぶたをきる)
- 蓋を開ける(ふたをあける)
- 身も蓋もない(みもふたもない)