曲がった釜には曲がった甑とは
曲がった釜には曲がった甑
まがったかまにはまがったこしき

言葉 | 曲がった釜には曲がった甑 |
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読み方 | まがったかまにはまがったこしき |
意味 | どんなものにも、それにふさわしい相手や形があるというたとえ。
また、夫婦は似た者同士がつり合いがとれてうまくいくということ。 ゆがんだ釜であっても、それに合うゆがんだ甑があるとの意から。 「甑」は、釜の上にのせて穀物を蒸す道具。 |
類句 | 破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた) |
似合い似合いの釜の蓋(にあいにあいのかまのふた) | |
使用漢字 | 曲 / 釜 / 甑 |
「曲」を含むことわざ
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 委曲を尽くす(いきょくをつくす)
- 老い木は曲がらぬ(おいきはまがらぬ)
- 冠を曲げる(かんむりをまげる)
- 曲水の宴(きょくすいのえん)
- 曲肱の楽しみ(きょっこうのたのしみ)
- 口が曲がる(くちがまがる)
- 恋は曲者(こいはくせもの)
- 寸を曲げて尺を伸ぶ(すんをまげてしゃくをのぶ)
- 節を曲げる(せつをまげる)
「釜」を含むことわざ
- 後釜に据える(あとがまにすえる)
- 後釜に座る(あとがまにすわる)
- 後釜に据わる(あとがまにすわる)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 御釜を起こす(おかまをおこす)
- 同じ釜の飯を食う(おなじかまのめしをくう)
- 地獄の釜の蓋も開く(じごくのかまのふたもあく)
- 月夜に釜を抜かれる(つきよにかまをぬかれる)
- 似合い似合いの釜の蓋(にあいにあいのかまのふた)
- 一つ釜の飯を食う(ひとつかまのめしをくう)
「甑」を含むことわざ
- 甑に坐するが如し(こしきにざするがごとし)
- 曲がった釜には曲がった甑(まがったかまにはまがったこしき)