「通」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 44 件
「通」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
息が通う(いきがかよう)
作品などに作者の気持ちが込められて生き生きしている。
意地を通す(いじをとおす)
心に決めたことをどこまでも押し通す。 「意地を貫く」ともいう。
一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
一芸を極めた人は、他のどんな分野においても人にぬきんでることができるということ。
一念、天に通ず(いちねん、てんにつうず)
成し遂げようとする強い信念があれば、その意志は天に通じ必ず成就するということ。
一脈相通ずる(いちみゃくあいつうずる)
ちょっと見ただけではかけ離れているように見えるものの間にも、何かしら共通点があるということ。
一心岩をも通す(いっしんいわをもとおす)
不可能と思われることでも、心を集中させて専念すれば成し遂げられるというたとえ。
慇懃を通ずる(いんぎんをつうずる)
男女がひそかに情交を結ぶ。 「慇懃」は、親しい交際のこと。
有無相通じる(うむあいつうじる)
互いに足りないものを交換し融通し合うこと。
思う念力、岩をも通す(おもうねんりき、いわをもとおす)
心を込めて一心に事を行えば、どんなことでも必ず成し遂げられるというたとえ。
女の一念、岩をも通す(おんなのいちねん、いわをもとおす)
女が執念深いことのたとえ。
神は見通し(かみはみとおし)
神様は人々のどんなに小さい行為でも見抜いているので誤魔化すことはできないということ。 「神様はお見通し」「天道様はお見通し」「天は見通し」「神仏は見通し」「仏は見通し」などともいう。
款を通じる(かんをつうじる)
親しく交わりを結ぶこと。転じて、敵に内通すること。
我を通す(がをとおす)
最後まで自分の主張を押し通すこと。
気脈を通じる(きみゃくをつうじる)
表に現れない細い筋が、相手との間に通っている。おもてでは関わりの無い顔をしながら、裏では互いの動きがその筋を伝って行き来する。
窮すれば通ず(きゅうすればつうず)
後がないところまで来ると、それまで目に入らなかった手が浮かぶ。余裕のあるうちは思いつかないものが、行き場を失ってはじめて姿を見せる。
錐、嚢を通す(きりふくろをとおす)
すぐれた人は、大衆の中にいても自然とその才能が現れるというたとえ。袋の中の錐は、その鋭い先端が外に飛び出ることから。
心が通う(こころがかよう)
お互いに気持ちを理解しあって、通じあうこと。 「心が通ずる」ともいう。
刺を通ずる(しをつうずる)
取り次ぎに自分の名を書いた札を差し出して、会ってもらいたいと願い出る。 初対面の相手に、まず何者であるかを告げて訪いを入れる形をさす。
信心過ぎて極楽を通り越す(しんじんすぎてごくらくをとおりこす)
信仰の心もあまりに強くなりすぎると、まともな道を踏み外し、かえって我が身を損なうということ。何事もほどのよさが大切だという戒め。 極楽を願うあまり、その極楽さえ行き過ぎてしまうという言い方。
情を通じる(じょうをつうじる)
敵にこっそりと通じていること。内通する。 または、夫婦の関係でない人同士が密かに肉体関係をもつこと。
筋を通す(すじをとおす)
物事を行う時に道理に適うようにすること。
すべての道はローマに通ず(すべてのみちはろーまにつうず)
選ぶ方法がいくつあっても、最後にたどりつくところは一つだということ。また、真理はもとをたどれば一つに帰する。 全盛期のローマ帝国では、属領の隅々から敷かれた街道がことごとく都へ集まっていた。救いを求めて別々の生き方を選んだ三人の姿を、その街道に重ねて言ったもの。
袖を通す(そでをとおす)
衣服を着ること。 特に新しい衣服を初めて着ることをいう。
血が通う(ちがかよう)
事務的、形式的ではなく、人間らしい思いやりや優しさがあること。
血の通った(ちのかよった)
事務的、形式的ではなく、人間らしさがあること。
通りがいい(とおりがいい)
一般の人に認められやすい。体裁がよい。または、わかりやすい。
読書百遍、意、自ずから通ず(どくしょひゃっぺん、い、おのずからつうず)
どんなに難しい本でも、繰り返し何度も読めば、自然に意味がわかってくるということ。 「読書百遍、意、自ずから通ず」ともいう。
名が通る(ながとおる)
名前が世間に広く知られていること。
七日通る漆も手に取らねばかぶれぬ(なぬかとおるうるしもてにとらねばかぶれぬ)
物事に直接かかわらなければ、害を受けることはないというたとえ。 漆の木のそばを何度通っても、手で触れなければかぶれることはないことから。
猫も跨いで通る(ねこもまたいでとおる)
猫も跨いで通り過ぎるほど、おいしくない魚のこと。また、上手に食べ終わって、何も残っていない魚の骨のこと。
