館舎を捐つ
ことわざ「館舎を捐つ」の意味・読み方・異形などを解説します。
館舎を捐つ
かんしゃをすつ
| 言葉 | 館舎を捐つ |
|---|---|
| 読み方 | かんしゃをすつ |
| 意味 | 身分の高い人の死を、あからさまに口にせず、遠回しに伝える言い方。「館を捐つ」ともいう。
「館舎」は住まいとする屋敷のこと。「捐つ」は「すつ」と読み、「捨てる」と同じ意味。住みなれた屋敷をあとにして出ていく、と言いかえることで、その人がこの世を去ったことを表した。名詞の形では「捐館(えんかん)」という。 古代中国の書物に見える表現で、『戦国策』趙策では、国の実権を握っていた奉陽君という人物が死んだことを、この言葉で語っている。『史記』でも、王稽が范雎に向かって、先を見通せない事の例として、范雎がふいに世を去ることをこの言い方で挙げており、その同じくだりには天子の死を表す晏駕も出てくる。 |
| 例文 | 漢文の時間に、大臣が館舎を捐つと書かれているのは亡くなったという意味だと教わった。 |
| 出典 | 『戦国策』趙策 |
| 異形 | 館を捐つ(かんをすつ) |
| 場面 | 死亡 |
| 使用漢字 | 館 / 舎 / 捐 |
「館」を含むことわざ
- 館舎を捐つ(かんしゃをすつ)
「舎」を含むことわざ
- 田舎に京あり(いなかにきょうあり)
- 田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
- 京に田舎あり(きょうにいなかあり)
- 甲が舎利になる(こうがしゃりになる)
- 三舎を避く(さんしゃをさく)
- 昼夜を舎かず(ちゅうやをおかず)
- 骨が舎利になっても(ほねがしゃりになっても)
「捐」を含むことわざ
- 館舎を捐つ(かんしゃをすつ)
