歯を没す
ことわざ「歯を没す」(しをぼっす)の意味・読み方を解説します。
歯を没す
しをぼっす
| 言葉 | 歯を没す |
|---|---|
| 読み方 | しをぼっす |
| 意味 | 年を重ねてきた人生がそこで終わり、世を去ること。死を迎えるまでの間ずっと、つまり一生涯、という意味で受け取ってよい場合がある。
「歯」は年齢(よわい)を指し、「没す」は尽きて消える意。数えてきた年がもう尽きた、として死を言い表す。 孔子の発言や、ふだんの行いをまとめた『論語』に由来する。斉の国で政治を任された管仲を孔子が評したくだりに見える。管仲に三百戸の村を取り上げられた伯氏という人物が、その後は粗末な食事で暮らしながら、命の尽きるまでうらみの言葉を一つも口にしなかった、と孔子は語っている。 |
| 例文 | 恩師が九十二歳で歯を没すその日まで、弟子たちは交代で看病を続けた。 |
| 出典 | 『論語』憲問 |
| 場面 | 死亡 |
| 使用漢字 | 歯 / 没 |
