正朔を奉ず

ことわざ「正朔を奉ず」の意味・読み方・異形などを解説します。

言葉正朔を奉ず
読み方せいさくをほうず
意味天子や王の支配を受け入れて、その下につくこと。天子は、中国で天下を治めるとされた君主である。人であればその家来に、国であればその属国(よその国に従う国)に身を置く形となる。
「正朔」は、もとは一年の最初を表す「正」と、毎月の初日を示す「朔」を合わせた言葉で、のちに暦全体を呼ぶ名となった。「奉ず」は、上から授かったものをつつしんで守ることを表す。
古代中国では、王が代わると暦も新しく作られ、その王の下に入る者は新しい暦を用いた。どの暦を使っているかで、だれに従っているのかが見て取れた。暦を用いること自体が服従の表れとされたのは、ここからきている。
「正朔を奉ずる」のように言うこともできる。同じ由来の句として「朔を奉く(さくをうく)」が挙げられる。
例文その小国の王は「大国の正朔を奉ず」と書いた手紙を使者に持たせ、戦をやめたいと申し入れた。
異形 正朔を奉ずる(せいさくをほうずる)
場面政治
使用漢字正 / 朔 / 奉

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