清談
ことわざ「清談」(せいだん)の意味・読み方を解説します。
清談
せいだん
| 言葉 | 清談 |
|---|---|
| 読み方 | せいだん |
| 意味 | 中国の魏や晋の王朝のころ(三世紀から五世紀にかけて)に、教養のある人々が好んで交わした議論のこと。今では広く、損得や世間のうわさから離れて、学問や芸術、趣味などを落ち着いて語り合う話も指す。
もとの清談は、『老子』や『荘子』の教えをよりどころに、この世の成り立ちや人の心のあり方といった、日々の暮らしから遠い問題を言葉の力で論じ合うものだった。政治の争いが激しい時代で、うかつに世の中を批評すれば身が危うい。そこで、道徳や礼儀のしばりを嫌い、話題を現実の外へ向ける人々が現れたのである。 その代表として語られるのが竹林の七賢である。歴史書『晋書』には、県の長官となった王衍が、朝から晩まで清談に明け暮れていたのに、役所の仕事はきちんと片づいていたという話が見える。 |
| 例文 | 恩師の書斎に集まると、俳句や古い書物をめぐる清談に時のたつのも忘れてしまう。 |
| 出典 | 『晋書』王衍伝 |
| 場面 | 議論 / 風流 |
| 使用漢字 | 清 / 談 |
