百年河清を俟つとは
百年河清を俟つ
ひゃくねんかせいをまつ
言葉 | 百年河清を俟つ |
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読み方 | ひゃくねんかせいをまつ |
意味 | いつまで待っても実現する見込みがないことのたとえ。また、どんなに待っても無駄なことのたとえ。
常に濁っている中国の黄河の水が澄むのを百年待ち続けることから。 単に「河清を俟つ」、また「百年黄河の澄むを俟つ」ともいう。 |
出典 | 『春秋左氏伝』 |
異形 | 河清を俟つ(かせいをまつ) |
百年黄河の澄むを俟つ(ひゃくねんこうがのすむをまつ) | |
類句 | 烏の頭の白くなるまで(からすのあたまのしろくなるまで) |
使用語彙 | 澄む |
使用漢字 | 百 / 年 / 河 / 清 / 俟 / 黄 / 澄 |
「百」を含むことわざ
- 悪妻は百年の不作(あくさいはひゃくねんのふさく)
- 朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
- 一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
- 嘘八百(うそはっぴゃく)
- 嘘八百を並べる(うそはっぴゃくをならべる)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- 男は裸百貫(おとこははだかひゃっかん)
「年」を含むことわざ
- 商い三年(あきないさんねん)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 悪妻は百年の不作(あくさいはひゃくねんのふさく)
- 悪妻は六十年の不作(あくさいはろくじゅうねんのふさく)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- いい年をして(いいとしをして)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 烏賊の甲より年の功(いかのこうよりとしのこう)
- 烏賊の甲より年の劫(いかのこうよりとしのこう)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
「河」を含むことわざ
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一河の流れを汲むも他生の縁(いっかのながれをくむもたしょうのえん)
- 大河を手で堰く(おおかわをてでせく)
- 陸に上がった河童(おかにあがったかっぱ)
- 陸へあがった河童(おかへあがったかっぱ)
- 河海は細流を択ばず(かかいはさいりゅうをえらばず)
- 河岸を変える(かしをかえる)
- 河童に水練(かっぱにすいれん)
- 河童の川流れ(かっぱのかわながれ)
「清」を含むことわざ
- 一服の清涼剤(いっぷくのせいりょうざい)
- 汚く稼いで清く暮らせ(きたなくかせいできよくくらせ)
- 清水の舞台から飛び下りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
- 清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
- 清水に魚棲まず(せいすいにうおすまず)
- 清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ)
- 水清ければ魚棲まず(みずきよければうおすまず)
- 源清ければ流れ清し(みなもときよければながれきよし)
「俟」を含むことわざ
- 河清を俟つ(かせいをまつ)
- 言を俟たない(げんをまたない)
- 百年河清を俟つ(ひゃくねんかせいをまつ)
- 百年黄河の澄むを俟つ(ひゃくねんこうがのすむをまつ)
- 両両相俟って(りょうりょうあいまって)
- 論を俟たない(ろんをまたない)
「黄」を含むことわざ
- 黄色い声(きいろいこえ)
- 嘴が黄色い(くちばしがきいろい)
- 黄口(こうこう)
- 黄泉の客(こうせんのきゃく)
- 黄白(こうはく)
- 黄粱一炊の夢(こうりょういっすいのゆめ)
- 黄粱の一炊(こうりょうのいっすい)
- 黄粱の夢(こうりょうのゆめ)
- 藁苞に黄金(わらづとにこがね)
「澄」を含むことわざ
- 乙に澄ます(おつにすます)
- 百年黄河の澄むを俟つ(ひゃくねんこうがのすむをまつ)
- 耳を澄ます(みみをすます)