黄粱の一炊とは
黄粱の一炊
こうりょうのいっすい
言葉 | 黄粱の一炊 |
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読み方 | こうりょうのいっすい |
意味 | 人生の栄枯盛衰のはかなさのたとえ。
昔、中国の邯鄲(かんたん)で盧生という青年が、道士から枕を借りて眠った。夢の中で、出世して財力や権力を手に入れるという長い人生の経験をしたが、目覚めてみると炊きかけの粥がまだ煮えきらない短い時間であったという故事から。 「邯鄲の枕」「邯鄲の夢」「一炊の夢」「盧生の夢」「黄粱の夢」「黄粱の一炊」「黄粱一炊の夢」など多くの呼び方がある。 |
類句 | 黄粱一炊の夢(こうりょういっすいのゆめ) |
使用語彙 | 一炊 |
使用漢字 | 黄 / 粱 / 一 / 炊 |
「黄」を含むことわざ
- 黄色い声(きいろいこえ)
- 嘴が黄色い(くちばしがきいろい)
- 黄口(こうこう)
- 黄泉の客(こうせんのきゃく)
- 黄白(こうはく)
- 黄粱一炊の夢(こうりょういっすいのゆめ)
- 黄粱の夢(こうりょうのゆめ)
- 百年黄河の澄むを俟つ(ひゃくねんこうがのすむをまつ)
- 藁苞に黄金(わらづとにこがね)
「粱」を含むことわざ
- 黄粱一炊の夢(こうりょういっすいのゆめ)
- 黄粱の一炊(こうりょうのいっすい)
- 黄粱の夢(こうりょうのゆめ)
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一応も二応も(いちおうもにおうも)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- 一か八か(いちかばちか)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 一から十まで(いちからじゅうまで)
- 一議に及ばず(いちぎにおよばず)
- 一工面、二働き(いちくめん、にはたらき)
- 一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 一言もない(いちごんもない)
- 一事が万事(いちじがばんじ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一日の計は晨にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり(いちじつのけいはあしたにあり、いちねんのけいはがんたんにあり)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 一日再び晨なり難し(いちじつふたたびあしたなりがたし)
- 一字の師(いちじのし)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 一段落つく(いちだんらくつく)
「炊」を含むことわざ
- 一炊の夢(いっすいのゆめ)
- 黄粱一炊の夢(こうりょういっすいのゆめ)
- 黄粱の一炊(こうりょうのいっすい)
- 米を数えて炊ぐ(こめをかぞえてかしぐ)