清風故人来る
ことわざ「清風故人来る」の意味・読み方を解説します。
清風故人来る
せいふうこじんきたる
| 言葉 | 清風故人来る |
|---|---|
| 読み方 | せいふうこじんきたる |
| 意味 | 厳しい暑さがようやく引いて、すがすがしい風が吹きはじめた秋の初めの心地よさを、懐かしい友が顔を見せてくれたうれしさに重ねて言う言葉。
「清風」は澄んだ涼しい風、「故人」は古くからの友のこと。今の「亡くなった人」の意味ではない。「来る」は「きたる」と読む。 唐の時代を生きた杜牧の作「早秋」にある「大熱去酷吏、清風来故人」が出どころ。去っていく猛暑を人々を苦しめる役人に、やって来る涼風を旧友に見立てた。四字の清風故人は、この句を縮めた形である。 |
| 例文 | 猛暑続きの八月が終わり、今朝は窓を開けると肌に触れる空気が変わっていた。清風故人来るの一節が浮かび、しばらくその風に当たりながら庭を眺めた。 |
| 出典 | 杜牧「早秋」 |
| 場面 | 秋 / 季節 |
| 使用漢字 | 清 / 風 / 故 / 人 / 来 |
「清」を含むことわざ
- 一服の清涼剤(いっぷくのせいりょうざい)
- 上清ければ下濁らず(かみきよければしもにごらず)
- 汚く稼いで清く暮らせ(きたなくかせいできよくくらせ)
- 清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
- 清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ)
- 百年河清を俟つ(ひゃくねんかせいをまつ)
- 水清ければ魚棲まず(みずきよければうおすまず)
- 水清ければ大魚なし(みずきよければたいぎょなし)
- 源清ければ流れ清し(みなもときよければながれきよし)
- 見ぬ物清し(みぬものきよし)
「風」を含むことわざ
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 朝風呂丹前長火鉢(あさぶろたんぜんながひばち)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 雨に沐い風に櫛る(あめにかみあらいかぜにくしけずる)
「故」を含むことわざ
- 衣、新を経ずんば何に由りて故ならん(い、しんをへずんばなにによりてこならん)
- 衣は新に如くはなく、人は故に如くはなし(いはしんにしくはなく、ひとはこにしくはなし)
- 孔雀は羽故人に捕らる(くじゃくははねゆえひとにとらる)
- 口故に身を果たす(くちゆえにみをはたす)
- 傾蓋、故の如し(けいがい、このごとし)
- 故郷へ錦を飾る(こきょうへにしきをかざる)
- 故郷忘じ難し(こきょうぼうじがたし)
- 故障を入れる(こしょうをいれる)
- 子故の闇(こゆえのやみ)
- 妻子を置く所が故郷(さいしをおくところがこきょう)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は木の葉も錦に飾る(あきんどはこのはもにしきにかざる)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
