「ま」から始まる故事・ことわざ・慣用句(4ページ目) — 113 件
「ま」から始まる故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
眉を開く(まゆをひらく)
心配事がなくなって、晴れ晴れとした顔になるたとえ。
眉を寄せる(まゆをよせる)
心配ごとがあったり不快なことがあり、眉周辺にしわを寄せること。
眉を読む(まゆをよむ)
相手の表情から、その人の気持ちを推察すること。 「眉毛を読む」ともいう。
迷える羊(まよえるひつじ)
導く者を失い、行くべき方角を見失った人。 百匹の羊のうち一匹が迷い出れば、飼い主は九十九匹を山に残してその一匹を探しに行く、というイエスのたとえによる。
迷わぬ者に悟りなし(まよわぬものにさとりなし)
疑問や迷いを持たない人は悟ることもない。おおいに迷うからこそ悟りも開けるということ。
迷わんよりは問え(まよわんよりはとえ)
胸のうちで堂々巡りを続けるくらいなら、口に出して人の見立てを仰ぐがよい。行き先の見えないときほど、聞く手間を惜しむなという教え。
丸い卵も切りようで四角(まるいたまごもきりようでしかく)
物事は話し方、やり方しだいで円満にいくこともあれば、角が立つこともあるというたとえ。丸い卵も切り方によっては四角になるということから。「ものも言いようで角が立つ」と続けてもいう。
丸く収まる(まるくおさまる)
角の立たない形で片がつき、どちらの顔もつぶれずに終わる。 もめごとの後にしこりが残らなかったときの言い方。
丸くとも一角あれや人心(まるくともひとかどあれやひとごころ)
性格が温厚で柔和なのはよいことだが、時には自分の意地を通すような強い一面もあったほうがよいということ。「一角」は、性格が少し角立っていること。「あまりまろきは転び易きぞ」と続けてもいう。
丸くなる(まるくなる)
かどが取れて、穏やかな人柄になること。
丸裸になる(まるはだかになる)
まず衣服を脱ぐこと。 そこから、体裁を繕うのをやめて構えずに向き合う意にも、蓄えも住まいも手放して何一つ残らなくなる意にもなる。 後者は積み上げてきたものを失った側を指し、そこから始める意ではない。
真綿で首を絞める(まわたでくびをしめる)
相手に逃げ場を残したまま、細く長く追い詰めていくやり方。 ひと思いに片をつけず、逃れようがなくなるまで少しずつ間合いを詰める。
真綿に針を包む(まわたにはりをつつむ)
物腰も言葉つきも申し分ないのに、その裏でこちらを傷つける算段が進んでいる。 当たりがやわらかいことそのものが仕掛けになっている。
回れ右をする(まわれみぎをする)
体を真後ろへ向け直して、進んできたほうへ足を戻すこと。号令一つで体の向きが入れ替わる動作からきた形で、行くつもりだった先を目前にして取りやめる場合にも用いる。
間を持たす(まをもたす)
本題が始まるまでの空白を、当たり障りのない話や動きでつないでおく。 相手を手持ち無沙汰にさせまいと気を配る側の言い方。
満更でもない(まんざらでもない)
口では否んでいても、実のところは満足している。 真正面から認めるのを避け、否み方をやわらげることで好意のほうを覗かせる。
慢心鼻を弾かる(まんしんはなをはじかる)
おごり高ぶっていると、大恥をかくはめになるから注意せよということ。
まんじりともしない(まんじりともしない)
不安なことや気になることがあり、少しも眠れないさま。 「まんじり」は、少し眠るさま。
万に一つも(まんにひとつも)
(あとに打ち消しの語を伴って)可能性が低いことをあらわす言葉。
満は損を招く(まんはそんをまねく)
器がいっぱいに満ちたところから先は、増えることはなく減るしかない。 おごって満ち足りた気でいる者は、そのぶんだけ取りこぼすということ。「謙は益を受く」と対にして説かれる。
満面朱を注ぐ(まんめんしゅをそそぐ)
恥ずかしさや怒りなどで顔が赤くなる様子。 「満面朱を注ぐ」ともいう。
満を持す(まんをじす)
十分に準備をして機会の到来を待つこと。 「満」は、みちること、みたすこと。ここでは、弓をいっぱいに引き絞ること。 弓をいっぱいに引き絞った状態で待ち構えるとの意から。
満を引く(まんをひく)
弓のつるを限度いっぱいまで引くこと。また、杯に酒を縁まで注いで飲み干すこと。
