「ま」から始まる故事・ことわざ・慣用句(3ページ目) — 113 件
「ま」から始まる故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
待つ身より待たるる身(まつみよりまたるるみ)
人を待っている人もつらいものだが、待たせている者も相手のことが気になってつらいものだということ。
祭りの渡った後のよう(まつりのわたったあとのよう)
にぎやかだったあと、急に静まりかえることのたとえ。にぎやかな祭りの行列が通り過ぎたあと静かになる意から。
祭りより前の日(まつりよりまえのひ)
祭りの当日より、待ちかねている前日のほうが楽しいということ。
待てど暮らせど(まてどくらせど)
いくら待っても。
待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)
焦らずに待っていれば良い機会がきっとめぐってくるというたとえ。 荒れた海も、待っていれば航海に適した日が必ず訪れるということ。 もとは「待てば甘露の日和あり」といい、「甘露の日和」が実感しにくいことから、暮らしに身近な「海路の日和」に置き換わったといわれる。
待てば甘露の日和あり(まてばかんろのひよりあり)
焦らずに待っていれば良い機会がきっとめぐってくるというたとえ。 「甘露」は、古代中国の伝説で、よい政治が行われると天が吉兆として降らせるとされた甘い露のこと。 日照りの時も耐えて待てば、やがて甘露のような恵みの雨が降る日が来るとの意から。 こちらが本来の形で、のちに「待てば海路の日和あり」の形が生まれ、今はそちらのほうが広く使われる。
的が外れる(まとがはずれる)
意見や批判などが、ものごとの核心からそれていること。 的に矢が当たらないという意味から。
的になる(まとになる)
多くの人から非難や賞賛などを集中的に受ける立場にたたされること。
的を射る(まとをいる)
物事の要点や急所をするどく正確に捉えること。 的に矢をうまく当てるとの意から。
的を絞る(まとをしぼる)
話題や問題として取りあげる対象を限定すること。
俎板の魚(まないたのうお)
もう手を出す余地がなく、相手の出方しだいで先が決まる。 煮るなり焼くなり好きにしろと腹を括る側にも用いる。
眦を決する(まなじりをけっする)
怒りや覚悟を面に出して、目尻が裂けんばかりに目を見張ること。 「眦」は、目尻を指す古い言い方。
学びて思わざれば則ち罔し(まなびておもわざればすなわちくらし)
いくら学んでも、自ら思索しなければ、真理に到達することはできないということ。
学びて時に之を習う亦説ばしからずや(まなびてときにこれをならうまたよろこばしからずや)
勉強したことを、折にふれて復習するということは、いっそう理解を深めることになる。なんと楽しいことではないかということ。
学ぶ門に書来る(まなぶかどにふみきたる)
打ち込んでいる者のところへは、要るものが呼ばれもせずに近づいてくる。 書を愛する家に書が積まれていくのと同じで、熱のあるところに材料は寄る。 「学の前に書来る」ともいう。
学ぶに暇あらずと謂う者は暇ありと雖も亦学ぶ能わず(まなぶにいとまあらずというものはいとまありといえどもまたまなぶあたわず)
勉強したくても時間がないなどという人は、もともと学ぶ意欲がないのだから、たとえ暇があったとしても勉強はしないということ。
学ぶのに年を取り過ぎたということはない(まなぶのにとしをとりすぎたということはない)
何かを学び始めるのに遅すぎるということはない。年を重ねてからでも、新しいことは十分に身につく。 今さら遅いと尻込みしている人に向けて言う。もとは英語で言い習わされていたことわざ。
間に合う(まにあう)
その場の用が足りる。
「手持ちの物で[間に合う]」真に受ける(まにうける)
相手の言ったことを、本当のことだと思い信用すること。
目の当たりにする(まのあたりにする)
物事をその場で直接見る。事態や惨状などを自分の目で確かめる。
豆鉄砲を食った鳩のよう(まめでっぽうをくったはとのよう)
突然のことに驚いて、きょとんとしている様子のたとえ。 「豆鉄砲」は、豆や丸めた紙などを弾に使うおもちゃの鉄砲。 豆鉄砲で撃たれた鳩が、突然のことにびっくりして目を丸くしている様子から。 「鳩に豆鉄砲」「豆鉄砲を食った鳩のよう」ともいう。
豆を煮るに萁を燃く(まめをにるにまめがらをたく)
兄弟や仲間どうしが傷つけあったり争ったりすることのたとえ。 豆を煮るために豆がらを燃やすとの意から。 魏の曹植は、兄の文帝から詩の才能を憎まれ、七歩歩く間に詩を作らなければ処罰すると言われて作ったとされる兄弟の不和を嘆く詩による。
眉毛を読まれる(まゆげをよまれる)
相手に心中を見抜かれてしまうことのたとえ。相手に自分の眉毛の本数を数えられてしまうように、心の中を見透かされる意から。
眉唾物(まゆつばもの)
疑わしいもの。また、信用できないこと。 「眉唾」ともいう。
眉に唾をつける(まゆにつばをつける)
騙されないように用心するたとえ。狐や狸に化かされないためには眉に唾を付けるのがよいという俗説から。 また、「眉に唾を塗る」「眉に唾する」ともいう。
眉に火がつく(まゆにひがつく)
危険が差し迫っていること。また、事態が切迫していること。 「焦眉」は眉毛がこげること。 眉毛がこげるほど近くまで火が迫っているとの意から。 「眉(眉毛)に火がつく」ともいう。
眉一つ動かさない(まゆひとつうごかさない)
少しも表情を変えないこと。動揺した素振りをみせないさま。
眉を曇らせる(まゆをくもらせる)
心配ごとなどがあり、表情を暗くすること。
眉を伸ぶ(まゆをのぶ)
気がかりが去って、こわばっていた顔つきがゆるむこと。寄せていた眉がまっすぐに戻る形をいう。
眉を顰める(まゆをひそめる)
心配ごとがあったり不快を感じたりして、眉周辺にしわを寄せること。
