焦眉の急とは
焦眉の急
しょうびのきゅう
言葉 | 焦眉の急 |
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読み方 | しょうびのきゅう |
意味 | 危険が差し迫っていること。また、事態が切迫していること。
「焦眉」は眉毛がこげること。 眉毛がこげるほど近くまで火が迫っているとの意から。 「眉(眉毛)に火がつく」ともいう。 |
異形 | 眉に火がつく(まゆにひがつく) |
眉毛に火がつく(まゆげにひがつく) | |
場面用途 | 危険 |
類句 | 眉毛に火が付く |
轍鮒の急(てっぷのきゅう) | |
お蔵に火がつく | |
使用語彙 | 焦眉 / 急 |
使用漢字 | 焦 / 眉 / 急 / 火 / 毛 |
「焦」を含むことわざ
- 焦点を合わせる(しょうてんをあわせる)
- 焦点を絞る(しょうてんをしぼる)
- 鳴かぬ蛍が身を焦がす(なかぬほたるがみをこがす)
- 鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす(なくせみよりもなかぬほたるがみをこがす)
- 身を焦がす(みをこがす)
- 胸を焦がす(むねをこがす)
「眉」を含むことわざ
- 死ぬる子は眉目よし(しぬるこはみめよし)
- 愁眉を開く(しゅうびをひらく)
- 眉毛を読まれる(まゆげをよまれる)
- 眉毛を読む(まゆげをよむ)
- 眉唾(まゆつば)
- 眉唾物(まゆつばもの)
- 眉に唾する(まゆにつばする)
- 眉に唾をつける(まゆにつばをつける)
「急」を含むことわざ
- 急がば回れ(いそがばまわれ)
- 急ぎの文は静かに書け(いそぎのふみはしずかにかけ)
- 急ぐな休むな(いそぐなやすむな)
- 一旦緩急あれば(いったんかんきゅうあれば)
- 気が急く(きがせく)
- 危急存亡の秋(ききゅうそんぼうのとき)
- 急所を衝く(きゅうしょをつく)
- 急所を握る(きゅうしょをにぎる)
- 序破急(じょはきゅう)
「火」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足元に火が付く(あしもとにひがつく)
- 熱火子にかく(あつびこにかく)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 油紙に火が付いたよう(あぶらがみにひがついたよう)
- 油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)
- 油紙へ火の付いたよう(あぶらがみへひのついたよう)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)