「弾」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 20 件
「弾」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
潔白な人ほど自分の身を汚すおそれのあるものを避けるということ。 「沐」は髪を洗うこと。 髪を洗ったばかりの人は、必ず冠のちりを払ってから頭にのせるとの意から。
息が弾む(いきがはずむ)
体を激しく動かしたあとや、喜びや興奮で気持ちが高まったときに、息づかいが速く荒くなること。 「息を」の形で同じ様子を言う言葉に[[息を弾ませる*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/5021.php]]がある。
息を弾ませる(いきをはずませる)
激しい運動や興奮のために、荒い息づかいをすること。 「息が」の形で言う[[息が弾む*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/8770.php]]もある。
牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
愚か者にいくら立派な道理を説いても何の役にも立たないことのたとえ。牛に琴を聞かせても反応がないことから。
冠を弾く(かんむりをはじく)
役人として仕える、または勤めに出るにあたって、身支度を整えること。元来は、冠についたほこりを指ではじき払い、身なりを清める動作をさす言葉で、のちに役目につく準備の意味が生まれた。 「冠」は昔、役人などが頭にのせたかぶり物で、「弾く」は指先ではね飛ばすこと。中国の古典『楚辞』の「漁父」に、屈原が「髪を洗いたての人は、きまって冠のほこりをはじき落とすと聞いている」と語る一節がある。この語の出どころは、その箇所である。 同じ一節を句の形にしたのが「[[新たに沐する者は必ず冠を弾く*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/4921.php]]」だが、そちらの語は、心の清い人ほど身をけがすものに寄りつかないと説く。
声が弾む(こえがはずむ)
元気でうきうきした声になること。
心が弾む(こころがはずむ)
楽しいことや嬉しいことがあって、気持ちがうきうきすること。 「気が弾む」ともいう。
五指のこもごも弾くは捲手の一挃に若かず(ごしのこもごもはじくはけんしゅのいっちつにしかず)
ばらばらな個々の力は、団結した力には及ばないことのたとえ。 五本の指をばらばらにはじく力は、握りこぶしで叩いた一撃には及ばないとの意から。
三味線を弾く(しゃみせんをひく)
相手の話に適当に合わせること。または、適当な嘘で話を誤魔化すこと。歌い手に合わせて三味線を演奏するという意味から。
銃弾に倒れる(じゅうだんにたおれる)
銃弾に当たって死ぬこと。
算盤を弾く(そろばんをはじく)
実入りと出費を細かく数え比べて、引き合うかどうかを確かめること。玉をはじいて数を出す道具の名から。
弾丸黒子の地(だんがんこくしのち)
ごくわずかな広さしかない土地をいう言葉。 「弾丸」ははじき弓で射出す小さなたま、「黒子」は肌のほくろ。いずれもごく小さなものの代表として並べたもの。
弾力に富む(だんりょくにとむ)
さまざまな状況や問題に応じて、適切に対応できる力があるさま。
弾みがつく(はずみがつく)
一つうまく運んだことがきっかけになって、あとが目に見えて軽くなる。 それまで重かった足取りが急に前へ出るようになり、そのまま先まで押し切れる。
弾みを食う(はずみをくう)
他の事柄の影響を受けて、予想外の事態に巻き込まれること。
話が弾む(はなしがはずむ)
互いの受け答えが調子よく続いて、会話がにぎやかになること。 話題の広がりをいう「話に花が咲く」に対して、こちらはやり取りの調子のよさをいう。
慢心鼻を弾かる(まんしんはなをはじかる)
おごり高ぶっていると、大恥をかくはめになるから注意せよということ。
胸を弾ませる(むねをはずませる)
期待や喜びなどから、わくわくした気持ちになること。
物の弾み(もののはずみ)
ちょっとした勢いや、その時々のなりゆき。
悋気せぬ女は弾まぬ鞠(りんきせぬおんなははずまぬまり)
嫉妬しない女は、まるで弾まないまりのようで、つまらないということ。「悋気」は嫉妬の意。
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