話頭を転じるについて

言葉 | 話頭を転じる |
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読み方 | わとうをてんじる |
意味 | 話題を別の方向へに移すこと。話題を変えること。 |
出典 | - |
使用されている漢字
「話」を含むことわざ
いらぬお世話の蒲焼(いらぬおせわのかばやき)
余計なおせっかいだということ。「世話を焼く」と「蒲焼」をかけて言ったしゃれ。
大きなお世話(おおきなおせわ)
いらぬおせっかい。よけいな世話。 他人からの忠告や手助けを拒むときに使う言葉。
聞き上手の話し下手(ききじょうずのはなしべた)
人の話を上手に聞く人は、自分が人に話すのは下手だということ。
乞食の系図話(こじきのけいずばなし)
言ってもどうにもならない愚痴をこぼしたり、見栄を張ることのたとえ。乞食が落ちぶれる前の系図の自慢話をするという意から。
世話がない(せわがない)
手間がかからない様子。 または、呆れ果ててどうすることもできない様子。
世話が焼ける(せわがやける)
手助けが必要で、手間がかかること。 「手が焼ける」ともいう。
「頭」を含むことわざ
頭打ちになる(あたまうちになる)
物事が限界に達して、それ以上には上がらない状態になること。
頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
両方うまくはいかないということ。頭を押さえれば尻が持ち上げるように、一方がうまくいけば、もう片方がうまくいかなくなるということから。
頭搔くか字を書くか(あたまかくかじをかくか)
文字を書くのが苦手な者が、字を書かなければならくなり、困り果てている様子をからかっていう言葉。「掻く」と「書く」は語呂をあわせ。
頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず)
悪事や欠点の一部を隠して、全部を隠したつもりでいる者をあざけっていう言葉。雉(きじ)が草むらに頭を突っ込み隠れたつもりでも、尾が見えていることから。
頭から(あたまから)
状況や事情などを考慮せず、一方的な態度をとるようす。
頭から水を浴びたよう(あたまからみずをあびたよう)
突然起こった恐ろしい出来事に、驚き恐れてぞっとすることのたとえ。
「転」を含むことわざ
有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)
この世の一切の事物は因縁によって生じ、常に変化し続けていくはかないものであるということ。
円石を千仞の山に転ず(えんせきをせんじんのやまにてんず)
非常に勢いが激しく、抑えようがないことのたとえ。 高い山から丸い石を落とすと、ものすごい勢いで転がることから。
機転が利く(きてんがきく)
その場の状況に応じて、即座に適切な判断や行動ができること。
転がる石には苔が生えぬ(ころがるいしにはこけがはえぬ)
活発な行動をしている人が、常に健康で生き生きしていることのたとえ。また、転職や転居を繰り返す人は、地位も得られず金も貯まらないというたとえ。「転石苔を生せず」「転石苔むさず」ともいう。
転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)
失敗しないように、前もって準備しておくことのたとえ。 転ぶ前に、あらかじめ杖を用意しておくべきとの意から。
転んでもただでは起きない(ころんでもただではおきない)
たとえ失敗しても、そこから何か利益を得ようとする欲深くて抜け目のないことのたとえ。