乞食の系図話とは
乞食の系図話
こじきのけいずばなし
言葉 | 乞食の系図話 |
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読み方 | こじきのけいずばなし |
意味 | 言ってもどうにもならない愚痴をこぼしたり、見栄を張ったりすること。
「系図」は、代々の家系の系統を書き表したもの。 乞食が落ちぶれる前の系図の自慢話をするとの意から。 |
場面用途 | 嘆く |
使用語彙 | 乞食 / 系図 / 図 |
使用漢字 | 乞 / 食 / 系 / 図 / 話 |
「乞」を含むことわざ
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 浮気と乞食はやめられぬ(うわきとこじきはやめられぬ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 親苦、子楽、孫乞食(おやく、こらく、まごこじき)
- お椀を持たぬ乞食はない(おわんをもたぬこじきはない)
- 骸骨を乞う(がいこつをこう)
- 玉斧を乞う(ぎょくふをこう)
- 鍬を担げた乞食は来ない(くわをかたげたこじきはこない)
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 足留めを食う(あしどめをくう)
- 足止めを食らう(あしどめをくらう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 阿保の大食い(あほのおおぐい)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 泡を食う(あわをくう)
「系」を含むことわざ
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 乞食の系図話(こじきのけいずばなし)
「図」を含むことわざ
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 豈図らんや(あにはからんや)
- 上を見れば方図がない(うえをみればほうずがない)
- 図に当たる(ずにあたる)
- 図に乗る(ずにのる)
- 図抜ける(ずぬける)
- 図星を指す(ずぼしをさす)
- 図南の翼(となんのつばさ)
- 図南の鵬翼(となんのほうよく)