新たなる月
ことわざ「新たなる月」(あらたなるつき)の意味・読み方を解説します。
新たなる月
あらたなるつき
| 言葉 | 新たなる月 |
|---|---|
| 読み方 | あらたなるつき |
| 意味 | 澄みきった光で明るく照る月のこと。特に、陰暦の八月十五日の夜にのぼる中秋の名月をいう。
中国の唐の時代に白居易が、宮中にひとりで泊まりこんで夜の勤めをしていたとき、月を見上げて遠い土地にいる友を思ってよんだ詩の句「三五夜中、新月の色」の「新月」を、日本の読み方で言い表したものから。「三五夜」は、三かける五で十五日の夜を表す。 いまふつうにいう「新月」は、月がほとんど見えなくなる日の月や、その後に見える細い月のことで、意味が違う。詩の「新月」は、空に上がって冴えた光を放ちはじめた月をいい、次の句の「故人(昔からの友)」の「故(古い)」と向かい合わせに「新」を置いた言葉と考えられている。 |
| 例文 | 祖母は毎年十五夜になると縁側にすすきを飾り、新たなる月が昇ってくるのを静かに待つ。 |
| 出典 | 白居易「八月十五日夜禁中独直対月憶元九」 |
| 場面 | 秋 / 美しい物 |
| 使用漢字 | 新 / 月 |
「新」を含むことわざ
- 新しい酒は新しい革袋に盛れ(あたらしいさけはあたらしいかわぶくろにもれ)
- 新しい酒を古い革袋に盛る(あたらしいさけをふるいかわぶくろにもる)
- 新しい畳でも叩けばごみが出る(あたらしいたたみでもたたけばごみがでる)
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 衣、新を経ずんば何に由りて故ならん(い、しんをへずんばなにによりてこならん)
- 新紀元を画する(しんきげんをかくする)
- 新紀元を開く(しんきげんをひらく)
- 新規蒔き直し(しんきまきなおし)
- 年寄りに新湯は毒(としよりにあらゆはどく)
- 女房と畳は新しいほうがよい(にょうぼうとたたみはあたらしいほうがよい)
