烏兎

ことわざ「烏兎」(うと)の意味・読み方を解説します。

言葉烏兎
読み方うと
意味空にかかる太陽と月を、一つにまとめて呼ぶ言葉。そこから、過ぎていく年月や、月日の移り変わりも、この語で言い表す。
昔の中国では、太陽の中に足を三本もつ烏(からす)が、月の中に兎(うさぎ)がいると語り継がれてきた。それにちなんで太陽を「金烏」、月を「玉兎」とも呼び、この二つを並べた「金烏玉兎」を縮めたのがこの語である。後漢の張衡という学者が、天と地のしくみを説いた『霊憲』という文章にも、太陽のもとになる力が集まると三本足の烏の形となり、月のもとになる力が集まると兎の形となる、という説明が見える。
もとの形は四字熟語の金烏玉兎。また、月日があわただしく過ぎ去ることを表す烏兎匆匆は、この語に、あわただしいようすを表す「匆匆」を付けた四字熟語である。
例文烏兎の移ろいは早く、入学したばかりだと思っていたのに、もう卒業の春がめぐってきた。
場面時間
使用漢字烏 / 兎

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