備わらんことを一人に求むるなかれとは
備わらんことを一人に求むるなかれ
そなわらんことをいちにんにもとむるなかれ
言葉 | 備わらんことを一人に求むるなかれ |
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読み方 | そなわらんことをいちにんにもとむるなかれ |
意味 | 万能な人間などいないのだから、一人の人間に完全無欠を要求してはいけないということ。 |
使用漢字 | 備 / 一 / 人 / 求 |
「備」を含むことわざ
- 員に備わるのみ(いんにそなわるのみ)
- 備えあれば憂いなし(そなえあればうれいなし)
- 備わらんことを一人に求むるなかれ(そなわらんことをいちにんにもとむるなかれ)
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一応も二応も(いちおうもにおうも)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
- 悪人あればこそ善人も顕る(あくにんあればこそぜんにんもあらわる)