済勝の具
ことわざ「済勝の具」(せいしょうのぐ)の意味・読み方を解説します。
済勝の具
せいしょうのぐ
| 言葉 | 済勝の具 |
|---|---|
| 読み方 | せいしょうのぐ |
| 意味 | 長い道のりも山道も苦にせず歩ける、じょうぶな足。いわゆる健脚をいう。
「済勝」は名高い景色を訪ねて回ることで、「具」は道具。足こそ、その楽しみを支える道具だという発想から出た。 中国の逸話集『世説新語』の棲逸篇に出る。許掾という人は景色を求めて山や川へ出かけるのが好きで、体も山登りに向いていた。そこで当時の人々は、美しい眺めを愛する心に加えて、そこまで歩いて行ける「済勝の具」まで備えていると評したという。 「さいしょうのぐ」とも読む。 |
| 例文 | 登山部の顧問の先生は済勝の具の持ち主で、生徒たちがへばる坂道も涼しい顔で登っていく。 |
| 出典 | 『世説新語』棲逸 |
| 場面 | 足 |
| 使用漢字 | 済 / 勝 / 具 |
「済」を含むことわざ
- 借りる時の地蔵顔、済す時の閻魔顔(かりるときのじぞうがお、なすときのえんまがお)
- 借りる八合、済す一升(かりるはちごう、なすいっしょう)
- 寛猛相済う(かんもうあいすくう)
- 気が済む(きがすむ)
- 済世の志(さいせいのこころざし)
- ただでは済まない(ただではすまない)
- 臨済の喝、徳山の棒(りんざいのかつ、とくざんのぼう)
「勝」を含むことわざ
- あるはないに勝る(あるはないにまさる)
- 言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 言わぬは言うに勝る(いわぬはいうにまさる)
- 得手勝手は向こうには効かない(えてかってはむこうにはきかない)
- 男勝り(おとこまさり)
- 買うは貰うに勝る(かうはもらうにまさる)
- 勝ち馬に乗る(かちうまにのる)
- 勝ち鬨を挙げる(かちどきをあげる)
- 勝ち名乗りを上げる(かちなのりをあげる)
