「ろ」で終わる故事・ことわざ・慣用句 — 42 件
「ろ」で終わる故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
当たって砕けろ(あたってくだけろ)
うまくいくかどうかわからないが、思い切ってやってみよということ。
過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
人は誰でも過ちを犯すものなので、むやみに人を責めてはいけないということ。 「過ちは人の常、許すは神の業」ともいう。
家に杖つく頃(いえにつえつくころ)
五十歳のこと。昔、中国では五十歳になれば屋敷内で杖をつくことが許されたことから。
一寸延びれば尋(いっすんのびればひろ)
目の前の困難を切り抜ければ、先々楽になるということのたとえ。 「一寸」は約3センチ、「一尋」は約180センチ。 今、一寸延ばすことが出来れば、先々一尋延びるのと同じ結果になるとの意から。 「一寸延びれば尋」「一寸延びれば尺」ともいう。
意のある所(いのあるところ)
言おうとしている本当の気持ち。真意。
魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
相手が好意を示せば、こちらもまた好意を持つ。 先方の出方次第で、こちらの態度が決まるということ。 もとは「魚、心あれば、水、心あり」で魚と心、水と心が一語化したものといわれる。 魚が水に好意を示せば、水もその魚に好意を持つであろうという意味から。 「水心あれば魚心」「網心あれば魚心」ともいう。
親思う心にまさる親心(おやおもうこころにまさるおやごころ)
子どもが親を思う気持ちよりも、親の子どもに対する愛情のほうがより深いというたとえ。「親思う心にまさる親心けふの音づれ何ときくらん」という吉田松陰の辞世の歌から。
芥子は気短に搔かせろ(からしはきみじかにかかせろ)
からしは手早くかかないと辛みがぬけるので、気の短い者に勢いよくかかせろということ。
烏の濡れ羽色(からすのぬればいろ)
髪の毛が、水に濡れた烏の羽のように、真っ黒で艶のあるようす。
狐の子は面白(きつねのこはつらじろ)
子は親に似るというたとえ。「面白」は、顔が白いこと。
気は心(きはこころ)
少ない量でも真心をこめているということ。贈り物をする時に使う言葉。
気もそぞろ(きもそぞろ)
心の半分がよそへ抜け出したまま戻らず、目の前のことに身が入らない。手を動かしていても中身が伴わず、目もどこか遠くを見ているさまをいう。
腐り縄にも取り所(くさりなわにもとりどころ)
見捨てられそうなものにも、当てはめる先さえ選べば働き場が残っている。値打ちがないと決めつける前に、使い道のほうを探してみよという言い方。
口は口、心は心(くちはくち、こころはこころ)
言うことと、心の中で思っていることとが一致しないこと。
犬馬の心(けんばのこころ)
仕える相手のためなら骨身を惜しまない、飼い主に付き従う獣さながらの一途な心。 受けた引き立てに、働きで返そうとする側の思いをいう。
けんもほろろ(けんもほろろ)
人の頼みや相談にまったく取り合わず冷たく断る様子。「けん」も「ほろろ」も雉の鳴き声で、無愛想に聞こえることから。
心の仇は心(こころのあだはこころ)
人を追い詰めるものは外にはない。みずからの欲や迷いこそが敵である。
細工は流流、仕上げを御覧じろ(さいくはりゅうりゅう、しあげをごろうじろ)
工程の見ばえで判じられては困る。最後に据わったものを見てから言ってくれと、腕に覚えのある側が押し返す。
塩を売っても手を嘗めろ(しおをうってもてをなめろ)
塩を売る商人が、手に付いた塩も無駄にせず嘗めるように、細かな事にも注意して、無駄のないように気をつけよという戒めの言葉。
衆目の一致する所(しゅうもくのいっちするところ)
大勢の見方や評価などが同じであること。
地震の時は竹薮に逃げろ(じしんのときはたけやぶににげろ)
地震の時は竹やぶが避難場所としてすぐれているということ。竹は根を広く張っているため地割れが少なく、竹は倒れにくく、もし倒れても軽いため怪我が少ないことなど、経験からいわれている言葉。
十目の見る所、十指の指さす所(じゅうもくのみるところ、じっしのゆびさすところ)
居合わせた者がそろって同じ一点を差したなら、当人がどう言い繕っても覆らない。 人目が幾重にも重なったところでは、言い抜ける隙が無くなる。 「十指の指す所」「十目の視る所、十手の指す所」ともいう。
それ見ろ(それみろ)
与えた注意や忠告を聞かずに失敗した相手に言う言葉。
頼み難きは人心(たのみがたきはひとごころ)
人の情けを支えにして先の算段を立てるのは危ういということ。 今日は親身にしてくれた相手も、明くる日には向きを変えているのが世の常だから。
小さく生んで大きく育てろ(ちいさくうんでおおきくそだてろ)
子どもは小さい子を楽に生んで大きく育てるのが賢明だということ。事業なども小規模で始めてだんだん大きくしていくのがよいやり方だということ。
詰まる所(つまるところ)
議論を尽くした末の結論。要するに。結局。
長い物には巻かれろ(ながいものにはまかれろ)
力のある者には反抗せずに、おとなしくしているのが得策だということ。
習うより慣れろ(ならうよりなれろ)
物事は人に教えられるよりも実際に経験を積んだほうが身につくということ。
二千里の外、故人の心(にせんりのほか、こじんのこころ)
はるかな道のりを隔てた昔なじみを、月の下で胸に思い浮かべること。 白居易が中秋の名月に独り向かい、二千里の彼方にいる元稹を偲んで詠んだ句から。
這えば立て、立てば歩めの親心(はえばたて、たてばあゆめのおやごころ)
子どものすこやかな成長を楽しみに待つ親の気持ちを言ったことば。
