十目の見る所、十指の指さす所とは
十目の見る所、十指の指さす所
じゅうもくのみるところ、じっしのゆびさすところ
言葉 | 十目の見る所、十指の指さす所 |
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読み方 | じゅうもくのみるところ、じっしのゆびさすところ |
意味 | 多くの人が一致して認めること。
十人の目が見て、十人の指が指し示す所との意から。 「十指の指す所」「十目の視る所、十手の指す所」ともいう。 |
異形 | 十指の指す所(じっしのさすところ) |
十目の視る所、十手の指す所(じゅうもくのみるところ、じっしゅのさすところ) | |
場面用途 | 目 |
使用語彙 | 十目 / 十指 / 指す |
使用漢字 | 十 / 目 / 見 / 所 / 指 / 視 / 手 |
「十」を含むことわざ
- 悪妻は六十年の不作(あくさいはろくじゅうねんのふさく)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 一から十まで(いちからじゅうまで)
- 一日暖めて十日冷やす(いちにちあたためてとおかひやす)
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
- いやいや三杯十三杯(いやいやさんばいじゅうさんばい)
- うかうか三十きょろきょろ四十(うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう)
- 男は二十五の暁まで育つ(おとこはにじゅうごのあかつきまでそだつ)
- 鬼も十八(おにもじゅうはち)
「目」を含むことわざ
- 青葉は目の薬(あおばはめのくすり)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 麻殻に目鼻をつけたよう(あさがらにめはなをつけたよう)
- 朝題目に夕念仏(あさだいもくにゆうねんぶつ)
- 朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねんぶつ)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 網の目を潜る(あみのめをくぐる)
- いい目が出る(いいめがでる)
「見」を含むことわざ
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 青菜は男に見せな(あおなはおとこにみせな)
- 青菜は男に見せるな(あおなはおとこにみせるな)
- 足下を見る(あしもとをみる)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 甘く見る(あまくみる)
- いい目を見る(いいめをみる)
- 戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)
「所」を含むことわざ
- 余す所なく(あますところなく)
- 過ちは好む所にあり(あやまちはこのむところにあり)
- 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
- 痛い所をつく(いたいところをつく)
- 意のある所(いのあるところ)
- 柄のない所に柄をすげる(えのないところにえをすげる)
- 選ぶ所がない(えらぶところがない)
- 大所の犬になるとも小所の犬になるな(おおどころのいぬになるともこどころのいぬになるな)
- 己の欲する所を人に施せ(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
- 己の欲せざる所は人に施すこと勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ)
「指」を含むことわざ
- 一指を染める(いっしをそめる)
- 後ろ指を指される(うしろゆびをさされる)
- 五指に余る(ごしにあまる)
- 五指に入る(ごしにはいる)
- 五指のこもごも弾くは捲手の一挃に若かず(ごしのこもごもはじくはけんしゅのいっちつにしかず)
- 五本の指に入る(ごほんのゆびにはいる)
- 鹿を指して馬と言う(しかをさしてうまという)
- 鹿を指して馬となす(しかをさしてうまとなす)
- 指呼の間(しこのかん)
- 食指が動く(しょくしがうごく)
「視」を含むことわざ
- 声なきに聴き、形なきに視る(こえなきにきき、かたちなきにみる)
- 心ここに在らざれば視れども見えず(こころここにあらざればみれどもみえず)
- 視線を浴びる(しせんをあびる)
- 視野が広い(しやがひろい)
- 死を視ること帰するが如し(しをみることきするがごとし)
- その子を知らざればその友を視よ(そのこをしらざればそのともをみよ)
- 白眼視(はくがんし)