「視」を含む故事・ことわざ・慣用句
「視」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
声なきに聴き、形なきに視る(こえなきにきき、かたちなきにみる)
心ここに在らざれば視れども見えず(こころここにあらざればみれどもみえず)
心が他のことにとらわれて集中できなければ、視線を向けていても、何も見えないのと同じことであるということ。
視線を浴びる(しせんをあびる)
多くの人から一斉に見つめられること。
視野が広い(しやがひろい)
様々なものの見方や考え方などができ、全体を捉えた判断ができること。
死を視ること帰するが如し(しをみることきするがごとし)
十目の視る所、十手の指す所(じゅうもくのみるところ、じっしゅのさすところ)
多くの人が一致して認めること。 十人の目が見て、十人の指が指し示す所との意から。 「十指の指す所」「十目の視る所、十手の指す所」ともいう。
その子を知らざればその友を視よ(そのこをしらざればそのともをみよ)
その子のことがわからない時は、付き合っている友達を見ればわかるということ。
白眼視(はくがんし)
人を冷たい目つきで見ること。 中国の三国時代、竹林の七賢の一人阮籍が嫌いな人は白い目で迎え、気に入った人は青い目で迎えたという故事から。