「約束」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 24 件
「約束」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全24件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
医者の只今(いしゃのただいま)
口約束ばかりで、いつまでも実現しない返事のたとえ。 往診を乞われた医者がすぐ行くと答えながら、いつまでも腰を上げないことから。
一札入れる(いっさついれる)
約束や謝罪などの文書を相手に差し出すこと。
一筆入れる(いっぴついれる)
後の証拠となるように、文書を作成する。
移木の信(いぼくのしん)
約束を確実に実行すること。中国秦の商鞅は法令を徹底させるために、都の南門に立てた木を北門に移した者に懸賞金を与えると布告し、その約束を守り人民を欺かないと実証したという故事から。
書いた物が物を言う(かいたものがものをいう)
口約束はあてにならないが、紙に書いた物は証拠になるということ。
固めの杯(かためのさかずき)
お互いに約束を守るために取り交わす杯のこと。 夫婦や主従、師弟関係などを結ぶ際におこなわれる。
軽い返事に重い尻(かるいへんじにおもいしり)
簡単に引き受けて、なかなか実行しないことのたとえ。 返事はすぐにしても、なかなか尻を上げないとの意から。
言質を取る(げんちをとる)
交渉や約束などで、後で証拠となるような言葉を相手に言わせること。
紺屋の明後日(こうやのあさって)
約束の期限があてにならないことのたとえ。「紺屋」は染物屋のことで、もとは「こんや」ともいった。染物屋の仕事は天気に左右されるので、出来上がりが遅れがちでいつも「明後日」と言い訳していたことから。
今度と化け物には行き会った事がない(こんどとばけものにはいきあったことがない)
「今度はきっと」などという約束があてにならないことを皮肉った言葉。
証文が物を言う(しょうもんがものをいう)
いざという時には証文が効果を発揮するということ。
赤縄を結ぶ(せきじょうをむすぶ)
夫婦になろうと言い交わすこと。その縁組は天であらかじめ決まっていたのだ、という含みを伴う。「赤縄の契り」の形でも用いる。
然諾を重んずる(ぜんだくをおもんずる)
いったん引き受けた以上は、約束を守って必ず実行するということ。「然諾」は、よしと承諾すること。
男子の一言、金鉄の如し(だんしのいちごん、きんてつのごとし)
男がひとたび言い放った言葉は、金や鉄のように堅くゆるぎないもので、約束したからには必ず守り通さねばならないということ。 「一言」は「いちげん」とも読む。
契りを交わす(ちぎりをかわす)
固い約束をする。特に夫婦になる約束をする。
契りを結ぶ(ちぎりをむすぶ)
かたい約束をする。夫婦関係や義兄弟の関係を結ぶ。
血を歃る(ちをすする)
たがいに背かぬと約束を交わすこと。古代中国では盟いの席で屠った獣の血を口に含み、その重みを示したことによる。
手付けを打つ(てつけをうつ)
契約を履行する保証として、いくらかの金銭を渡すこと。手付金を渡すこと。
問屋の只今(といやのただいま)
約束や返事が当てにならないこと。 口先だけで「今すぐ」「ただいま」と言いながら、実際にはなかなか実行されないさまをいう。 問屋が客の注文に対して「ただいま(すぐに)」と調子よく返事をしても、その通りに品が届くとは限らなかったことから生まれた言い回し。
二世の契り(にせのちぎり)
現世だけでなく来世まで夫婦として連れ添おうという約束。 「二世」は、現世と来世のこと。
二世を契る(にせをちぎる)
夫婦として末永く(来世まで)連れ添うことを約束する。 「二世」は、現世と来世のこと。 「二世の契りを結ぶ」「夫婦の契りを結ぶ」ともいう。
話が違う(はなしがちがう)
事前に決めていた内容と異なっていること。 または、その物事とは関わりのない問題であること。別問題であること。
尾生の信(びせいのしん)
固く約束を守ることのたとえ。また、生真面目で融通がきかないことのたとえ。 中国の春秋時代、魯の尾生という男が、橋の下で女と会う約束をして待っているうちに大雨で増水したが、そのまま待ち続けて水死したという故事から。
武士に二言はない(ぶしににごんはない)
一度口に出したら、あとから言い直すことはしない。 引き受けると言った時点で、退く道は自分で断っている。
