「弟」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 14 件
「弟」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
つられて一緒にあくびをした者同士は、何かしらの縁があるということ。 「三日従兄弟」は血のつながりの薄い親類で、縁を軽い血縁関係にたとえた言い方。
従兄弟同士は鴨の味(いとこどうしはかものあじ)
血の近い者どうしが連れ添うと、格別に睦まじくなる。 ごちそうの旨さを持ち出すほど、その間柄は濃いと見られてきた。
弟は血の緒(おとはちのお)
親にとっては、きょうだいのうちでいちばん下に生まれた子が、とりわけいとしく思えるということ。 「弟」はここでは「おと」と読み、兄や姉のあとに生まれた子のうち最後の子、つまり末っ子を指す。昔の人は、末っ子こそ親と血のつながりがいちばん濃い子だとみていた。 「弟は血の余り」「弟は血の末」の二つも、意味のよく似た句。
兄弟は他人の始まり(きょうだいはたにんのはじまり)
兄弟姉妹も成長すれば利害関係や結婚などによって、お互いの愛情が薄れ、やがて他人のようになってしまうというたとえ。
兄弟は両の手(きょうだいはりょうのて)
兄弟は右手と左手のようなもので、片方だけでは用をなさない。 互いを頼みとせよという戒め。
兄たり難く、弟たり難し(けいたりがたく、ていたりがたし)
両方ともすぐれていて、優劣がつけ難いことのたとえ。 「兄」は上位、優れていること。 「弟」は下位、劣っていること。 優れているとすることも難しく、劣っているとすることも難しいとの意から。
兄弟牆に鬩げども外その務りを禦ぐ(けいていかきにせめげどもそとそのあなどりをふせぐ)
垣根の内側では言い争いの絶えない同士でも、外から手を出されれば背中を合わせて立つ。 身内の不和と、外に向かうときの結束とは、まるきり別の話だ。
兄弟は左右の手なり(けいていはさゆうのてなり)
きょうだいは身に備わった二本の手にひとしく、一方を失えばもう代わりが利かない。それだけの重みをもって向き合えという教え。
兄弟は手足なり(けいていはしゅそくなり)
兄弟は体についた手足と同じで、他のものに替えのきかない間柄であり、互いにかばい合うべき仲だということ。 宋の張存が、兄弟は手足だが妻妾は外から来た者にすぎない、その外の者を先にして手足を後まわしにできようかと、常々口にしていた。
鶺鴒原に在り、兄弟難を急にす(せきれいげんにあり、けいていなんをきゅうにす)
水辺を離れた鶺鴒が野で鳴き交わすように、危急のときに真っ先に駆けつけるのは兄弟である。 この後には、良き友があっても長く嘆息するばかりだと続く。
弟子七尺去って師の影を踏まず(でししちしゃくさってしのかげをふまず)
師のそばへ寄りすぎるのは、教えを受ける身の作法から外れる。 親しさに紛れて敬いが崩れぬよう、後ろへ退いて歩けと説く。
弟子は師匠の半減(でしはししょうのはんげん)
いかに優れた弟子であっても、学力や技術は師匠の半分ぐらいのもので、師匠を超えることは難しいということ。
弟子を見る事師に如かず(でしをみることしにしかず)
弟子の能力や人柄をいちばんよく知っているのは師匠であり、とうてい師匠に及ぶものはないということ。
夫婦は従兄弟ほど似る(ふうふはいとこほどにる)
年を重ねるほど、顔つきも物言いも近くなっていく。 もとは縁もゆかりもない二人が、身内と見まがうところまで寄っていく。
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