「痛」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 32 件
「痛」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
頭が痛い(あたまがいたい)
心配事や解決し難い問題などを抱えて、思い悩んでいるようす。
頭を痛める(あたまをいためる)
ある物事について、心配したり思い悩んだりする。
痛い上の針(いたいうえのはり)
不運や災難にさらなる不運や災難が重なることのたとえ。 痛みがあるところに、さらに針が刺さるとの意から。
痛い所をつく(いたいところをつく)
弱点や欠点を指摘してせめたてること。
痛いのは辛抱しても痒いのは辛抱できぬ(いたいのはしんぼうしてもかゆいのはしんぼうできぬ)
痛みなら歯を食いしばってこらえられても、痒みだけはこらえきれないということ。掻かずにはいられない、痒みのやりきれなさをいう。
痛い目に遭う(いたいめにあう)
つらい体験をすること。ひどい目にあう。 「遭う」は「合う」とも書く。 また「痛い目を見る」ともいう。
痛くも痒くもない(いたくもかゆくもない)
まったく影響がない。
痛くもない腹を探られる(いたくもないはらをさぐられる)
やましいところがないのに疑いをかけられること。 腹痛でもないのに、痛いところはどこかと探られるとの意から。
痛し痒し(いたしかゆし)
二つのうち、どちらをとっても具合が悪く、どうしたらよいか判断に迷う様子。 かけば痛いし、かかなければ痒いとの意から。
痛む上に塩を塗る(いたむうえにしおをぬる)
こらえている最中に、次の災いまでが続けて訪れる。ただでさえ余裕のない身へ、耐えるものが一つ増えてしまう巡り合わせをいう。
親の打つ拳より他人の摩るが痛い(おやのうつこぶしよりたにんのさするがいたい)
手荒に扱われても、そこに親の情があるうちは身にこたえない。 よそから伸びてくる手がどれほど柔らかでも、裏が空であれば痛みだけが残る。
踵で頭痛を病む(かかとでずつうをやむ)
見当違いの心配をするたとえ。
片腹痛い(かたはらいたい)
脇で見ていて、非常にばかばかしく滑稽に感じられるさま。
皮引けば身が痛い(かわひけばみがいたい)
密接な関係にあるものは、一方に何かが生じると他方にも影響が及ぶことのたとえ。 皮を引っ張れば、その下の肉も一緒に付いてくることから。 「皮引けば身が痛い」ともいう。
心を痛める(こころをいためる)
あれこれ思い悩んだり、心配したりすること。
頭痛の種(ずつうのたね)
苦労や悩みなどの原因となるもの。
他人の疝気を頭痛に病む(たにんのせんきをずつうにやむ)
自分に関わりのない物事について、あれこれと気をもむことのたとえ。 「疝気」は、腰や下腹部が痛む病気を指す漢方の言葉。 他人の疝気を心配して自分が頭痛になることから。 「人の疝気を頭痛に病む」「隣の疝気を頭痛に病む」ともいう。
痛棒を食らわす(つうぼうをくらわす)
厳しく叱ったり、責めたりすること。 「痛棒」は座禅で、心が乱れている人を打ち付けるための棒。
痛痒を感じない(つうようをかんじない)
少しも利害や影響を受けない。
豆腐で歯を痛める(とうふではをいためる)
ありえないことのたとえ。 やわらかい豆腐を食べて歯を痛めることなどないとの意から。
母の折檻より隣の人の扱いが痛い(ははのせっかんよりとなりのひとのあつかいがいたい)
きつく当たられても身内の手なら平気だが、間に割って入ってきた近所の人のほうがよほど怖い。 止めに立つ側には、身内が持つほどの情は無いからだ。
腹が痛む(はらがいたむ)
支払いが自分の負担としてのしかかること。他人の金なら気にならない額でも、身銭となると急に惜しくなる。
腹を痛める(はらをいためる)
子どもを産むこと。出産の痛みを経験するとの意から。 または、自分の金銭を使うこと。
人の痛いのは三年でも辛抱する(ひとのいたいのはさんねんでもしんぼうする)
他人の苦痛は自分とは無関係だから平気であるということ。
懐が痛む(ふところがいたむ)
支払いがかさんで、手元の金が減るのがこたえること。
懐を痛める(ふところをいためる)
費用を人任せにせず、自分の財布から金を出すこと。他人や勤め先の金で済ませないという意味合いで使う。
古傷は痛み易い(ふるきずはいたみやすい)
一度治った傷も、天候が変わると痛みだすことがあるように、昔の悪事や失敗は後になってもふとした折によみがえり、人を苦しめるということ。
耳が痛い(みみがいたい)
他人の発言が、自らの弱点・欠点を指摘しているように聞こえて、聞いているのがつらく感じる様子。
胸が痛む(むねがいたむ)
心配や悲しみなどから、つらい気持ちになること。
胸を痛める(むねをいためる)
一人であれこれと思い悩んだり心配したりすること。
