「発」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 13 件
「発」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
怒り心頭に発する(いかりしんとうにはっする)
心の底から激しい怒りがわきあがること。 「心頭」は心の中の意。
憤りを発して食を忘る(いきどおりをはっしてしょくをわする)
学びや仕事に心をうばわれ、ご飯を食べることさえ忘れてしまうほど一心に励むこと。 「憤り」はここでは腹を立てることではなく、まだ分からないことを突き止めたいという思いが胸の内で燃え上がることを指す。 『論語』の中で、孔子がみずからの人柄について述べた言葉。葉公という人に孔子の人物をたずねられた弟子の子路が答えに詰まったとき、孔子は「なぜこう言わなかったのか。解けない問いにぶつかれば夢中になって食べるのも忘れ、解ければうれしくて心配ごとも消え、年をとっていくのにも気づかずにいる人だ、と」と子路に語った。 四字熟語の[[発憤忘食*https://yoji.jitenon.jp/yojii/4075.html]]は、この一節から生まれた四字の言葉。近い意味の言葉として[[寝食を忘れる*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/7107.php]]もある。
一発嚙ます(いっぱつかます)
相手の気勢をそぐために、あらかじめ威嚇する。
客発句に亭主脇(きゃくほっくにていしゅわき)
主人の側が一歩引いて、客に目立つ役をゆずること。客を立てて、自分はひかえめにふるまうたとえ。 何人かで句を順につないでいく連歌(れんが)や連句(れんく)の席の作法から出た言葉。最初の句である発句(ほっく)は作品のはじめに置かれるので、招いた客によんでもらい、席を用意した主人は、二番目にあたる脇句(わきく)を発句に添える。それが礼儀とされていた。 相手に手がらや名誉をゆずる点で「[[花を持たせる*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/6211.php]]」と通じる。
啓発(けいはつ)
まだ目の向いていなかった方へ、当人の考えが伸びるよう外から手を添えること。 問いを抱えて言葉に詰まった相手にだけ手を貸せ、と説いた一節から出た言い方。
枯木栄を発す(こぼくえいをはっす)
一度衰えたものが、勢いを取りもどして再び盛んになること。枯れたはずの木がまた花をつける意から。
端を発する(たんをはっする)
そのことがきっかけとなり、物事が始まる。
発祥(はっしょう)
めでたいきざしが現れること。
発破を掛ける(はっぱをかける)
気合いの入らない相手に荒い言葉を投げつけ、勢いづかせること。「発破」は岩を砕く火薬をいう。
花発いて風雨多し(はなひらいてふううおおし)
花が咲けばきまって風雨に見舞われる。世は思うにまかせぬものだから、めぐり合った今この時を惜しめということ。唐の于武陵が、酒を勧める詩で別れの多い人生を嘆いた一節。
必要は発明の母(ひつようははつめいのはは)
発明は必要に迫られるからこそ生まれるということ。
不発に終わる(ふはつにおわる)
弾丸や爆弾などが発射されなかったり、爆発しなかったりすること。 または、予定していたものが行われないこと。
陽気発する処、金石も亦透る(ようきはっするところ、きんせきもまたとおる)
一心に打ち込めば、どれほど難しい事でも果たせないことはない。 「陽気」とは、万物を生み育て動かすとされる、天地の盛んな気。 その気が起これば、堅い金属や岩石さえ突き通すとの意から。
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