風にそよぐ葦
ことわざ「風にそよぐ葦」(かぜにそよぐあし)の意味・読み方を解説します。
風にそよぐ葦
かぜにそよぐあし
| 言葉 | 風にそよぐ葦 |
|---|---|
| 読み方 | かぜにそよぐあし |
| 意味 | 自分の考えをしっかり持たず、力のある人の言うとおりに動いてばかりいる人をいう。
水辺に生える葦が、吹いてくる風の向きしだいで、どちらへでも揺れ動くさまを、そうした人の姿に重ねている。 『新約聖書』のマタイ伝で、イエスが洗礼者ヨハネについて群衆に語った言葉に見える。ヨハネはそのように周りになびく人物とは違った、と述べる文脈にある。 なお、同じ葦を使う考える葦は、人間の弱さと考える力をいう言葉で、意味は別である。 また、孔子の言葉を伝える『論語』から出た風に靡く草は、治める人の徳に民がなびくさまを、風を受けて曲がる草で表した句である。 |
| 例文 | 風にそよぐ葦のように上司の顔色ばかりうかがっていては、部下からの信頼は得られない。 |
| 出典 | 『新約聖書』マタイ伝 |
| 場面 | 決断力がない |
| 使用漢字 | 風 / 葦 |
「風」を含むことわざ
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 朝風呂丹前長火鉢(あさぶろたんぜんながひばち)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 雨に沐い風に櫛る(あめにかみあらいかぜにくしけずる)
