「決断力がない」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 24 件
「決断力がない」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全24件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねんぶつ)
しっかりとした考えをもたないことのたとえ。 朝は日蓮宗の南無妙法蓮華経の題目を唱え、夕方は浄土宗の南無阿弥陀仏の念仏を唱えることから。 「朝題目に夕念仏」ともいう。
生きるべきか死すべきかそれが問題だ(いきるべきかしすべきかそれがもんだいだ)
生きるか死ぬか、どちらの方法を選ぶべきなのかなど、選択すべき状況で思い悩む気持ちを表す言葉。 父を殺した叔父に復讐すべきかどうか決めかねた王子が、ひとり胸のうちを口にする場面の科白から。
いずれ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)
どちらもすぐれていて優劣をつけにくく、選択に迷うたとえ。菖蒲も杜若もよく似た美しい花で区別がむずかしいことから。
痛し痒し(いたしかゆし)
二つのうち、どちらをとっても具合が悪く、どうしたらよいか判断に迷う様子。 かけば痛いし、かかなければ痒いとの意から。
牛の一散(うしのいっさん)
日頃は決断の遅い人が、深く考えもせずむやみに行動することのたとえ。 歩みののろい牛が、何かのはずみで一目散に走り出すことから。
及び腰になる(およびごしになる)
形勢が不利であったり、自信がなかったりして消極的な態度をとること。
雁は八百、矢は三本(がんははっぴゃく、やはさんぼん)
狙うものは山ほどあるのに、手だてが足りないこと。また、あれこれ目移りして的を絞れないこと。転じて、迷いを捨てて一つに賭けること。 八百羽の雁が空を埋めているのに、手元の矢は三本しかない、という絵から出た言い方。 「雁は八百、矢は三筋」「雁は八百、矢は一筋」ともいう。
気が弱い(きがよわい)
他人の目が気になって、自分の思い通りの言動ができない様子。
下駄を預ける(げたをあずける)
相手に物事の処理や責任などを委ねること。相手に下駄を預けると、自分は歩き回ることができなくなることから。
腰が弱い(こしがよわい)
気が弱く、すぐ人に屈してしまうことのたとえ。 また、うどんや餅などの粘り気が弱いことのたとえ。
後足を踏む(しりあしをふむ)
迷って行動できないこと。後退りすること。躊躇う。
情に引かされる(じょうにひかされる)
相手に同情してしまい、厳しい決断を下せないこと。
情に絆される(じょうにほだされる)
人情に訴えられ、意思や考えなどから外れた行動をしてしまうこと。
棚上げにする(たなあげにする)
問題の解決や処理を先延ばしにすること。
煮え切らない(にえきらない)
考えなどがはっきりとせず、なかなか決断できない様子。態度がはっきりとしない様子。
担えば棒が折れる(になえばぼうがおれる)
二つの荷物がどちらとも同じように重いので、担ごうとすると担い棒が折れてしまうということ。 二つの物がどちらも捨てがたく、優劣もつけがたいことのたとえ。
二の足を踏む(にのあしをふむ)
ものごとを進める決心がつかず、ためらうこと。 一歩目は進んでも、二歩目は足踏みすることから。
河豚は食いたし命は惜しし(ふぐはくいたしいのちはおしし)
おいしい河豚は食べたいが、毒にあたって命を落とすのが怖くて手が出せない。いい思いはしたいが、あとのたたりが怖くてためらうことのたとえ。
踏ん切りがつかない(ふんぎりがつかない)
ためらいを振り切れないまま、事を起こせずにいること。「踏ん切り」は「踏み切り」から出た語。
蛇の生殺し(へびのなまごろし)
痛めつけて半死半生の状態にして苦しめること。また、物事の決着をつけることなく中途半端な状態にしておくこと。 蛇を一気に殺さず、半殺しの状態にしておくとの意から。
洞ケ峠(ほらがとうげ)
有利なほうにつこうとして、なりゆきをうかがうこと。京都府と大阪府の境にあるこの峠で、筒井順慶が山崎の合戦の形勢を見て、優勢なほうに味方しようとしたという故事から。
洞が峠を決め込む(ほらがとうげをきめこむ)
有利なほうに付こうとして、形勢をうかがうこと。 「洞が峠」は、京都府と大阪府の境にある峠の名。 筒井順慶が洞が峠から山崎の合戦の形勢をうかがい、優勢なほうに加勢しようとしたと伝えられたことから。史実に反しており、実際には撤兵して中立を保ったといわれている。
迷える羊(まよえるひつじ)
導く者を失い、行くべき方角を見失った人。 百匹の羊のうち一匹が迷い出れば、飼い主は九十九匹を山に残してその一匹を探しに行く、というイエスのたとえによる。
両端を持す(りょうたんをじす)
どちらに付くか迷い、あいまいな態度をとること。
