蛇が出そうで蚊も出ぬ
ことわざ「蛇が出そうで蚊も出ぬ」の意味・読み方を解説します。
蛇が出そうで蚊も出ぬ
じゃがでそうでかもでぬ
| 言葉 | 蛇が出そうで蚊も出ぬ |
|---|---|
| 読み方 | じゃがでそうでかもでぬ |
| 意味 | 何か大ごとに発展しそうな気配がただよっていたのに、いざとなると、ささいなことすら起こらずに済んでしまう、そのたとえ。
「蛇(じゃ)」は、へびのうちでも大きなものをいう。いまにも大蛇がぬっと姿を見せそうな様子なのに、ちっぽけな蚊の一匹さえ出てこない、という光景を思いうかべてできた言葉。 前ぶればかりがにぎやかで、結果がさえない場合に使う句として大山鳴動して鼠一匹も知られる。ただ、あちらは鼠一匹という小さな結果だけは出てくるのに対し、「蛇が出そうで蚊も出ぬ」は、その小さなものさえ現れない、つまり結局は何ひとつ起きないまま幕が下りる場面に使う。 |
| 例文 | 台風が直撃すると聞いて雨戸を打ちつけ、水や電池も買いこんだのに、夜が明けてみると雨粒ひとつ落ちておらず、まさに蛇が出そうで蚊も出ぬだった。 |
| 場面 | 期待できない / 誇張 |
| 使用漢字 | 蛇 / 出 / 蚊 |
「蛇」を含むことわざ
- 鬼が住むか蛇が住むか(おにがすむかじゃがすむか)
- 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
- 蛙は口ゆえ蛇に呑まるる(かえるはくちゆえへびにのまるる)
- 草を打って蛇を驚かす(くさをうってへびをおどろかす)
- 蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)
- 蛇は寸にして人を呑む(じゃはすんにしてひとをのむ)
- 常山の蛇勢(じょうざんのだせい)
- 蛇足(だそく)
- 長蛇の列(ちょうだのれつ)
- 長蛇を逸す(ちょうだをいっす)
「出」を含むことわざ
- 愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
- 垢は擦るほど出る、あらは探すほど出る(あかはこするほどでる、あらはさがすほどでる)
- 明るみに出る(あかるみにでる)
- 顎を出す(あごをだす)
- 朝日が西から出る(あさひがにしからでる)
- 足が出る(あしがでる)
- 足を出す(あしをだす)
- 頭を出す(あたまをだす)
